明 細 書 情報記録媒体及び情報再生装唐
[技術分野 ]
本発明は、 音声, 音楽等のオーディ オ情報、 カ メ ラ, ビデ ォ機器等か ら得 られる映像情報、 及びパー ソナルコ ン ビユ ー タ, ワー ドプロセ ッ サ等か ら得 られるディ ジタルコー ドデ一 タ、 等を含めた所謂マルチメ ディ ア情報を光学的に読み取 り 可能な コ ー ドパ タ ー ン と して記録 した紙等 の情報記録媒体 及びその よ う な情報記録媒体に記録された コ ー ドパタ ーンを 光学的に読み取って元のマルチメ ディ ア情報を再生する情報 再生装置に関する。
[背景技術]
従来よ り、 音声や音楽等を記録する媒体 と して、 磁気テー プゃ光ディ ス ク 等、 種々 の ものが知 られている。 し力 > し これ らの媒体は、 大量に複製を作っ た と して も単価はある程度高 価な も の と な り、 ま たその保管に も多大な場所を必要 と して いた。 さ ら には、 音声を記録 した媒体を、 遠隔地にいる別の 者に渡す必要ができ た場合には、 郵送する に して も、 ま た直 に持 っ て い く に して も 、 手間 と 時間 が 力 >力 る と い う 問題 も あ っ た。 ま た、 オーディ オ情報以外の 、 カ メ ラ , ビデオ機 器等か ら得 られ る 映像情報、 及びパー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ ヮ ー ドプ ロ セ ッ サ等力 > ら得 ら れ る ディ ジ タ ノレ コ ー ドデー タ
等を も含めた所謂マルチメ ディ ァ情報全体に関 して も同様で め つ 7こ。
そ こ で、 本発明の発明者の何人かを含むグループは、 ォ一 ディ ォ情報, 映像情報, ディ ジタ ルコ ー ドデー タ の少な く と も一 つを含むマルチメ ディ ア情報を、 フ ァ ク シ ミ リ 伝送が可 能で、 また大量の複製が安価に可能な画像情報即ち符号化情 報 と しての ド ッ ト コ一 ドの形で紙等の情報記録媒体に記録す る シ ス テ ム及びそれを再生する ためのシ ス テ ム を発明 し、 国 際出願番号第 P C T / J P 9 3 / 0 1 3 7 7 号 (国際公開番 号第 W O 9 4 0 8 3 1 4 号) と して国際出願 している。
こ の国際出願の情報再生シ ス テ ムでは、 情報記録媒体上の ド ッ ト コー ドを光学的に読み取って再生する情報再生装置を. 手で保持 し、 記録されている ド ッ ト コ一 ドに沿っ て記録媒体 上を手動で走査する こ と に よ っ て読み取る方法が開示 さ れて いる。
し力 しなが ら、 ド ッ ト コ ー ドパタ ー ン 自 体は、 さ ら に記録 密度 を 向上でき る よ う な構造が研究 さ れて い る 段階であ り 上記国際出願の情報記録媒体及び情報再生装置は、 そのよ う な将来的な変更に対する柔軟性については、 まだ十分な考慮 がな されていなかつた。
また、 コー ドパター ン の再生を よ り 確実に行 う こ と も望ま れている。
[発明の開示 ]
本発明 は、 上記の点に鑑みて な さ れた も ので、 コ ー ドパ
タ ー ンを よ り 確実に再生でき、 ま た コ ー ドノ、'タ ー ン 自 体の構 造が将来的に変わっ て も対処可能な情報記録媒体及び情報再 生装置を提供する こ と を 目 的 と する。
本発明の第 1 の態様に よれば、 オーディ オ情報、 映像情報, デ イ ジ タ ノレ コ 一 ドデー タ の少な く と も 一 つ を含むマルチ メ ディ ア情報が光学的に読み取 り 可能な コ ー ドパタ ー ンで記録 されてい る部分を備え る情報記録媒体において、 上記コ ー ド パタ ー ンの解読のために必要 と さ れる処理パラ メ ータ を表す 情報が記録されてい る情報記録媒体が提供される。
本発明の第 2 の態様に よれば、 オーディ オ情報、 映像情報, ディ ジ タ ノレ コ ー ドデー タ の少な く と も 一 つ を含むマ ノレチメ ディ ア情報が光学的に読み取 り 可能なコ ー ドパタ ー ンで記録 されてい る部分を備え る情報記録媒体か ら上記コ ー ドパター ンを読み取って元のマルチメ ディ ァ情報を復元再生する情報 再生装置において 、 上記情報記録媒体に は、 上記 コ ー ドパ タ ー ンの解読のために必要 と される処理パラ メ ータ を表す情 報が記録されてお り、 上記情報記録媒体に記録された上記処 理パラ メ ータ を表す情報を入力するための入力手段を具備す る情報再生装置が提供される。
本発明の第 3 の態様に よれば、 オーディ オ情報、 映像情報、 デイ ジ タ ノレコ ー ドデー タ の少な く と も 一つ を含むマノレチ メ ディ ア情報が光学的に読み取 り 可能な コ 一 ドで記録されてい る部分を備え る記録媒体か ら、 上記コ ー ドを光学的に読み取 り、 こ の読み取っ た コ ー ドをイ メ ージ と してのコ ー ドデータ に変換する と 共に、 こ の コ ー ドデータ に上記読み取 り に関す
る情報を第 1 の処理情報 と して付加 して出力する第 1 の階層 処理手段 と、 上記第 1 の階層処理手段か ら 出力 さ れる第 1 の 処理情報を認識 して、 上記第 1 の階層処理手段から出力 され る コー ドデータ を処理する と 共に、 上記コー ドデータ を所定 の単位毎に集めたブロ ッ ク を生成 して出力する第 2 の階層処 理手段 と、 上記第 2 の階層処理手段から 出力 さ れる ブロ ッ ク を集めて、 よ り 大な る所定単位のスーパーマ ク ロ ブロ ッ ク を 生成する ために少な く と も必要な第 2 の処理情報を、 上記ブ ロ ッ ク の コー ドデー タ か ら抽出 して認識 し、 こ の第 2 の処理 情報に基づいてス ーパーマ ク ロ ブロ ッ ク を生成 し、 誤 り 対策 に係る処理を行な う ための第 3 の処理情報を上記スーパーマ ク ロ ブロ ッ ク か ら抽出認識 し、 こ の第 3 の処理情報に基づい て ス ー ノ ーマ ク ロ ブ 口 ッ ク の誤 り 対策に係 る 処理を行な い さ ら に上記スーパーマ ク ロ ブ口 ッ ク を上記第 3 の処理情報に 基づいて離散 して生成されたサブセ ッ トェ レ メ ン ト を出力す る第 3 の階層処理手段 と、 上記第 3 の階層処理手段か ら 出力 されるサブセ ッ ト エ レメ ン ト から、 上記マルチメ ディ ア情報 を復元可能な所定単位のコ ー ドからな るサブセ ッ ト を生成す るために少な く と も必要な第 4 の処理情報を、 上記サブセ ッ トエ レメ ン ト か ら抽出 して、 こ の第 4 の処理情報に基づいて 生成されたサブセ ッ ト を出力する第 4 の階層処理手段 と、 上 記第 4 の階層処理手段か ら出力 された上記サブセ ッ ト を復元 されたマルチメ ディ ア情報 と して出力する 出力手段 と を備え る情報再生装置において、 上記第 1 の階層処理手段が、 上記 コー ドを撮像するための撮像手段 と、 上記撮像手段か ら の映
像信号を量子化 して上記コ 一 ドデー タ に変換する ための量子 化手段 と、 上記撮像並びに量子化に関する情報を生成 し、 そ れを上記第 1 の処理情報 と して上記コ ー ドデー タ に対 し付加 す るヘ ッ ダ生成手段 と 、 上記第 1 の処理情報の付加 さ れた コ ー ドデータ を記憶する記憶手段 と を備え る情報再生装置が 提供される。
[図面の簡単な説明 ]
図 1 は、 ド ッ ト コ ー ドの フ ォ ーマ ッ ト を示す図である。
図 2 は、 マルチメ ディ アぺーパシステムに於け る情報転送 プロ ト コ ルの階層区分例を示す図である。
図 3 Aは、 再生側の階層構造の内の下位層の構造例を示す 図であ り、 図 3 B は、 再生側の階層構造の内の上位層の構造 例を示す図であ る。
図 4 は、 撮像 された ド ッ ト コ ー ドイ メ ージを示す図である c 図 5 は、 一実施例におけ る レイ ヤ 1 のブロ ッ ク構成図であ る。
図 6 は、 1 層サー ビスデー タ ユニ ッ ト 1 番 ( 1 一 S D U ,) の一例を示す図であ る。
図 7、 図 8 A、 及び図 8 B は、 それぞれ、 システム コ ン ト ロ ー ノレフ ァ イル ( S C F ) を説明する ための図であ る。
図 9 は、 ヘ ッ ダの書かれ方を示す図である。
図 1 0 は、 レ イ ヤ 1 のヘ ッ ダ生成部並びにヘ ッ ダ記録部 にて実行 さ れ る ヘ ッ ダの記録処理を説明す る た めの フ ロ ー チヤ一 ト である。
図 1 1 は、 ヘ ッ ダの書き 込みタ イ ミ ングを説明する ための タイ ミ ングチヤ 一 ト であ る。
図 1 2 は、 一実施例におけ る レイ ヤ 2 のブロ ッ ク構成図で ある。
図 1 3 A は、 図 1 2 中 の第 1 メ モ リ に書 き 込ま れ る 1 一 S D U 1 ( 2 - P D U 1 ) を示す図であ り 、 図 1 3 B は、 図 1 3 Aの 2 — P C I !プロ ト コ ノレコ ン ト ロ ーノレイ ンフ ォ メ ー シ ョ ンの内容を示す図であ る。
図 1 4 Aは、 第 2 メ モ リ に書き 込まれる 2 — S D U を示 す図であ り、 図 1 4 B は、 ユーザーデータ フ ォ ーマ ッ ト タイ ブカ; 「 0 1 」 と い う コ ー ドに な っ て い る 場合の図 1 4 A の 2 一 S 添付情報の内容を示す図である。
図 1 5 は、 ユーザーデータ フ ォ ーマ ッ ト タ イ プ力 S 「 0 2 」 と い う コ ー ドにな っ てい る場合の 2 — S D U 添付情報の例 を示す図である。
図 1 6 A及び図 1 6 B は、 レイ ヤ 2 の動作を説明するため の一連のフ ロ ーチヤ一 ト を示す図である。
図 1 7 は、 一実施例におけ る レイ ヤ 3 のブ ロ ッ ク構成図で ある。
図 1 8 は、 レイ ヤ 3 の動作を説明する ためのフ ロ ーチヤ一 ト である。
[発明 を実施する ための最良の形態]
本発明 の実施例 を説明す る 前に 、 ま ず、 国際出願番号第
P C T / J P 9 3 / 0 1 3 7 7 号 (国 際公開番 号第 W O
9 4 0 8 3 1 4 号) に詳 し く 記 さ れて レ、 る よ う な ド ッ ト コ ー ド の コ 一 ドパタ ー ンを説明 してお く。
図 1 A 及 び図 1 B に 示 す よ う に 、 ド ッ ト コ ー ド 1 0 は デー タ の内容に応 じて配列 さ れた複数の ド ッ 卜 か ら構成 され る ブロ ッ ク 1 2 を複数配置 した構成 と なっ ている。 即ち、 所 定単位毎のデータ であ る ブロ ッ ク 1 2 が集合 して配置 されて レ、る。 1 つのブロ ッ ク 1 2 は、 マーカ 1 4、 ブロ ッ ク ァ ド レ ス 1 6 、 及びア ド レ ス のエ ラ ー検出デー タ 1 8 と 、 実際の データ が入るデータ エ リ ァ 2 0 と 力、 ら成っ ている。
ド ッ ト コー ド 1 0 を構成する各ブロ ッ ク 1 2 は、 二次元に 配列 されてお り、 それぞれブ ロ ッ ク ア ド レ ス 1 6 が付加 され てい る。 そのブロ ッ ク ア ド レ ス 1 6 は、 X ア ド レ ス, Y ア ド レ ス に対応 したア ド レ ス が つ いて レ、 る。 例えば、 図 1 A に於 いて一番左上のブ ロ ッ ク を ( X ア ド レ ス , Y ア ド レ ス ) = ( 1, 1 ) と する。 それに対 してその右のブロ ッ ク のブ ロ ッ ク ア ド レ スは ( 2, 1 ) 、 以下同様に して、 右にい く につれ X ア ド レス をイ ンク リ メ ン ト した も の力 下にレヽ く につれて Yァ ド レ ス がイ ンク リ メ ン 卜 した ものが付力!] される と い う 形 で、 全ブロ ッ ク 1 2 にブロ ッ ク ァ ド レ ス 1 6 が付カ卩 される。
こ こ で、 最下段のマーカ と最右段のマーカ については、 ダ ミ ー のマーカ 2 2 と する。 つま り、 あるマーカ 1 4 に対する ブ ロ ッ ク 1 2 は、 それを含む 4 つ のマーカ 1 4 で囲まれるそ の右斜め下のデータ であ り、 最下段及び最右段のマーカ は下 か ら 2 段 目 及び右か ら 2 段 目 のマーカ に対する ブロ ッ ク を定 義する ために配置 された補助的なマーカ、 即ち ダ ミ ーなマ ー
力 2 2 であ る。
次に、 そのブロ ッ ク 1 2 の中身を説明する。 図 1 B に示す よ う に、 当該ブロ ッ ク 1 2 のマーカ 1 4 と 下のマーカ と の間 に、 ブロ ッ ク ア ド レ ス 1 6 と そのブ ロ ッ ク ア ド レ ス のエ ラ一 検出 コ ー ド 1 8 が付加 される。 また、 当該マーカ 1 4 と 右の マーカ と の間に同様にブロ ッ ク ァ ド レ ス 1 6 と そのエ ラ ー検 出 コ ー ド 1 8 が付カ卩 される。 こ の よ う に、 ブロ ッ ク ア ド レ ス 1 6 をデータ エ リ ア 2 0 の左側 と 上側に配置 し、 マーカ 1 4 をその左上角 に配置 した形 と している。 なお、 ブロ ッ ク ア ド レ ス 1 6 は、 1 ブロ ッ ク 内に 2 力 所に記録 した例を示 してあ る が、 これは 1 力 所でも構わない。 しか し、 2 力 所に記録す る こ と に よ って、 一方のブロ ッ ク ァ ド レ ス に ノ イ ズ力;のって エラ一を起こ した場合にでも、 他方のア ド レ ス を検出する こ と に よ って確実に検出する こ と ができ る ので、 2 力 所に記録 する方が好ま しい。
上記の よ う な二次元プロ ッ ク 分割方式を採用する こ と によ り 、 情報再生装置側で、 隣接す る 4 つのマーカ を検出 して マーカ間を ド ッ ト数分だけ等分割する こ と でノ ーマ ライ ズを 行なっているため、 拡大, 縮小, 変形等に強く、 また、 手ブ レ等に強い と い う 禾 IJ点力 ある。
なお、 データエ リ ア 2 0 に於け るデータ ド ッ ト 2 4 につい ては、 例えば、 1 ド ッ ト が数十 μ mの大き さ であ る。 これは、 アプ リ ケー シ ョ ン, 用途に よ っ ては数 μ πι レベルまで可能で ある力 一般的には、 4 0 μ πι と 力 2 0 μ πι、 ある いは 8 0 μ πι と する。 デー タエ リ ア 2 0 は、 例えば、 6 4 X 6 4 ド ッ
卜 の大き さ であ る。 これら は、 上記等分割に よ る誤差が吸収 でき る範囲まで自 由 に拡大あ る いは縮小する こ と が可能であ る。 また、 上記マーカ 1 4 は、 ポ ジ シ ョ ン指標 と しての機能 を持つも のであ り、 変調 されたデータ にない大き さ、 例えば 丸形状で、 データ ド ッ ト 2 4 に対 して例えば 7 ド ッ ト 以上と 力 、 7 X 7 ド ッ ト位の大き さ を持つ円形黒マ一力 と している < また、 ブロ ッ ク ァ ド レ ス 1 6及びそのエラ ー検出デー タ 1 8 も、 データ ド ッ ト 2 4 と 同様の ド ッ ト に よ り それぞれ構成さ れる。
次に、 本発明 と 同一の発明者 ら に よ る特願平 6 — 1 2 1 3 6 8 号 (国際出願番号第 P C T Z J P 9 5 Z 0 1 0 5 0 号) に詳 し く 記されている よ う な、 マルチメ ディ ア情報を光学的 に読み取 り 可能な コ ー ドパタ ー ンの一例 と して ド ッ ト コ 一 ド パタ ー ンを紙等の情報記録媒体に記録再生する ためのマルチ メ ディ アぺーパ (MM P ) シス テ ム に於け る情報転送プロ ト コ ルの階層区分例 を説明する。 なお こ こ で、 レイ ヤ N ( N = :! 〜 5 ) プ ロ ト コ ノレ と は、 レイ ヤ N力;隣接 レイ ヤ力 ら の リ ク エ ス ト に応 じるために必要な機能を実現する ための動作規約 の こ と であ る。
図 2 に示す よ う に、 こ の階層 区分は、 記録側及び再生側 共に レイ ヤ 1 〜 5 の論理的な複数の階層構造を有 している。
記録側に於いて は、 ま ず、 ア プ リ ケー シ ョ ン プ ロ セ ス X 一般的には、 コ ン ピュ ータ 上のアプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム, で生 じた音声, 音楽等のオーディ オ情報、 カ メ ラ, ビデオ機 器等か ら得 ら れ る 映像情報、 及びパー ソ ナル コ ン ピ ュ ー タ
ヮ 一 ドプ ロ セ ッ サ等カゝ ら 得 ら れ る デ ィ ジ タ ノレ コ ー ドデー タ 等を含めた所謂マルチメ ディ ア情報は、 同様に コ ン ピ ュ ータ 上に構成 されたアプ リ ケーシ ョ ン層 ( レイ ヤ 5 ) 及びプ レゼ ンテー シ ヨ ン層 ( レ イ ヤ 4 ) を介 して、 情報記録装置 と して の M M P記録装置 2 6 に渡 さ れる。 M M P記録装置では、 受 け取っ たデー タ を、 デー タ リ ンク 層 ( レイ ヤ 3 ) 、 ブ ロ ッ ク デー タ層 ( レイ ヤ 2 ) 、 物理層 ( レイ ヤ 1 ) に よ り 光学的に 読み取 り 可能な ド ッ ト コ 一 ドパタ ーン と して紙等の情報記録 媒体 (伝送媒体) 3 0 に印刷記録する。
情報記録媒体 (伝送媒体) 3 0 は、 再生側に渡さ れる。 あ る いは、 こ の媒体 3 0 に記録された コ ー ドパター ン が再生側 にフ ァ ク シ ミ リ 伝送 され、 再生側で紙等の情報記録媒体 3 0 に印刷記録する こ と も でき る。
M M P 再生装置では、 こ のよ う な情報記録媒体 3 0 に記録 さ れた コー ドパター ンを撮像 して、 記録時 と は逆に レ イ ヤ 1 から レイ ャ 3 あるいは レ イ ャ 5 までの復元処理過程に従って データ の編集処理を行い、 結果のデータ を再生側コ ン ビユー タ に渡す。 再生側コ ン ピ ュータ では、 記録側 と 逆に必要に応 じて レイ ヤ 4 及び 5 の処理機能を介 して、 アプ リ ケー シ ョ ン プロ セス (アプ リ ケーシ ョ ンプロ グラ ム) Y に、 再生 したマ ルチメ ディ ア情報を渡す。
以下、 再生側の各 レ イ ヤ (階層) について詳細 に説明 し 記録側については、 こ の再生側 と 裏返 しであ る ので、 その説 明は省略する も の と する。
即ち、 図 3 A及び図 3 B は、 こ のよ う な再生側の複数の階
層構造で、 多段階にわた る処理の過程の例を示す図であ る。 なお 、 こ れ ら の 図 に於い て 、 N — S D U π は N 層 サー ビ ス データ ユニ ッ ト η 番 ( Nth Layer Service Data Unit, No.n ) 、 N — P D U nは N層プロ ト コルデー タ ュニ ッ ト n 番 (Nth Layer Protocol Data Unit, No.n ) 、 N — P C I n は N層 プ ロ ト コ ノレ コ ン ト ロ ー ノレ ィ ン フ オ メ ー シ ヨ ン n 番 ( Nth Layer Protocol Control Information, No.n )
(本発明での各種処理情報に相 当する) 、 N — U D nは N層 利用 者デー タ n 番 (Nth Layer User Data, No.n ) 、 A D Uはアブ リ ケー シ ヨ ンデー タ ユニ ッ ト ( Application Data Unit ) 、 A C Hはァ プ リ ケー シ ヨ ン コ ン ト ロ ーノレヘ ッ ダ ( Application Control Header ) をそれぞれ示 してい る ( n = l はデー タ 、 2 はス テ ー タ ス
(状態) 情報、 3 は制御情報を示す) 。
ま ず、 レイ ヤ 1 (物理層) は、 ド ッ ト イ メ ー ジの量子化 デー タ の確実な伝送を保証する こ と を基本的な役割 と してい る。 こ の レイ ヤ 1 は、 電気 · 物理的条件並びに量子化のため の諸条件 (即ち、 ド ッ ト パタ ー ンの単純転送規定、 等化方式、 量子化方式、 等) を規定する。 こ の レイ ヤ 1 に要求される層 内機能、 即ち提供されるサー ビスは、 伝送媒体 (紙種) の複 数提供、 複数 ド ッ ト密度の許容、 ス キ ャ ナ解像度の複数提供、 映像信号の複数伝送手段の提供、 読取開始終了機能の提供、 等があ り、 必要に応 じて、 ド ッ ト の複数階調表現 ( 2 値, 多 値) 、 ド ッ ト の多重化表現の許容 (カ ラ 一イ メ ージ撮像, 伝 送) 、 等を含める こ と ができ る。
こ の レイ ヤ 1、 即ち物理層は、 紙等の情報記録 (伝送) 媒 体 3 0 に記録された ド ッ ト コ 一 ドパタ ー ンを、 図 4 に示すよ
う に光学的 に撮像 し 、 画像信号を 出力す る 機能モ ジ ュ ー ル (撮像系モ ジ ュ ー ル 3 2 ) と 、 画像信号を前処理 (ゲイ ン コ ン ト ロ ー ル 、 等化処理) し 、 標本化 Z量子化す る機能モ ジ ユ ーノレ (再生等化モ ジ ュ ール 3 4, 量子化モ ジ ュ ー ル 3 6 ) を持つ。 さ ら には、 量子化値をディ ジタ ルデータ に変換 して、 画像デー タ を生成する機能モ ジ ュ ール と、 画像デー タ を構造 化 して 、 構造情報 (ヘ ッ ダ即 ち第 1 の処理情報) と デー タ (画像データ の実体) から成る所定のデータ フ ォーマ ツ 卜 に 変換 し、 隣接上位層つま り レイ ヤ 2 に出力する機能モ ジュ 一 ル 、 処理に 関わ る 状態情報 、 制御情報 を入出力す る機能モ ジュ ール、 等を持つ。
こ の レイ ヤ 1 力 > ら 上位の レイ ヤ 2 には、 サー ビス デー タ ュ ニ ッ ト ( 1 一 S D U i ) と して、 撮像フ レ ー ム 単位の構造化 (画像) データ が渡される。
レイ ヤ 2 (ブ ロ ッ ク デー タ層) は、 ブ ロ ッ ク 及びブ ロ ッ ク 内 ビ ッ ト列の確実な伝送を基本的な役割 と している。 こ の レ ィ ャ 2 は、 ブロ ッ ク 伝送のための諸条件 (即ち、 ブ ロ ッ ク検 出方式、 チ ャ ンネル ビ ッ ト検出方式、 符号化変調 · 復調方式、 等) を規定する。 こ の レイ ヤ 2 に要求 される層内機能、 即ち 提供されるサー ビスは、 ブ ロ ッ ク抽出及び ドッ ト標本点の検 出、 複数記録方式の提供 ( 2値, 多値, 多重方式な どの提供) 、 複数ブ ロ ッ ク パタ ー ン の提供、 複数符号化変調復調方式の提 供、 ブロ ッ ク 相対位置の検出、 ブロ ッ ク 検出誤 り の通知 と 障 害克服作業、 等が あ る。 なお こ こ で 、 上記複数ブ ロ ッ ク パ ター ンの提供は、 ブロ ッ ク サイ ズ検出機能、 マー ク 定義 検
出機能、 多種 ド ッ ト 読出 し順序の対応、 等を含む。
こ の レイ ヤ 2 つま り プ ロ ッ ク データ層は、 隣接下位階層つ ま り レイ ヤ 1 から入力する構造化 (画像) デー タ ( 1 一 S D U ! ) を 2 — P D U ! と して入力 し、 構造情報 ( 2 — P C I 即ち第 1 の処理情報) と デー タ 実体 ( 2 — U D と を認識 分離 して 、 デー タ 実体 を処理の適合形態に変換す る機能モ ジュ ールと、 処理の適合形態に変換されたデー タ 実体を処理 して、 所定情報コ ー ド単位でブロ ッ ク 化 されている複数のブ ロ ッ ク を抽出する機能モ ジ ュ ール (ブロ ッ ク 単位 ド ッ ト検出 点抽出 (マーカ検出, パタ ー ンマ ッ チ ン グ, 等) モ ジュ ール
3 8, ド ッ ト検出 (識別 Z判定) モ ジユ ー ノレ 4 0 ) と、 抽出 されたブロ ッ ク を処理 して、 ブロ ッ ク 単位の情報コ ー ドを再 生する機能モ ジュ ール (ブ ロ ッ ク I Dデータ 再生モジュ ール
4 2, ブ ロ ッ ク 内デー タ 再生モ ジュ ール 4 4 ) を持つ。 こ こ で、 ブロ ッ ク 単位の情報コ ー ドは、 ブロ ッ ク を複数連結する ための構造化情報 と 符号化変調情報 と データ実体からな る。 さ らに こ の レイ ヤ 2 は、 ブ ロ ッ ク 単位の情報か ら上記符号化 変調情報を読み取っ て、 こ の符号化変調情報に従っ てデータ 実体を復調する機能モ ジュ ール (符号化復調モ ジュ ール 4 6 ) と、 復調 されたブ ロ ッ ク 化情報コ ー ドの構造化情報 (プロ ッ ク ヘ ッ ダ即ち第 2 の処理情報) と データ 実体 (ユーザーデー タ ) を隣接上位層つま り レイ ヤ 3 に 2 — S D U と して出力 する機能モジュ ール、 処理に関わる状態情報、 制御情報を入 出力する機能モ ジュ ール、 等を持つ。
即ち、 こ の レイ ヤ 2 では、 第 1 の所定単位である ブロ ッ ク
デー タ 毎に、 画像デ一 タ カゝ ら ブロ ッ ク 単位 ド ッ ト検出点つま り マーカ を検出 し、 その検出 したマ 一力 に従っ てプロ ッ ク 単 位にデー タ ド ッ ト の検出を行レ、、 ビ ッ ト 列のデータ に戻す。 こ の処理の詳細 について は、 上記国際出願番号第 P C T / J P 9 3 Z 0 1 3 7 7 号 (国際公 開 番 号第 W O 9 4 / 0 8 3 1 4 号) 〖こ詳 し く 記 されてレ、る。 そ して、 ブ ロ ッ ク 単 位での こ のデー タ に対 して 、 ま ずヘ ッ ダ即 ち ブ ロ ッ ク I D データ を再生 し、 その後にユーザーデー タ と してのブ ロ ッ ク 内データ を再生 し、 符号化の復調が成 さ れて、 ブロ ッ ク デ一 タ 単位のデータ と して上位の層、 即ち レイ ヤ 3 に渡 される。
レイ ヤ 3 (デー タ リ ン ク 層) は、 所定の誤 り 品質が保証 された所定デー タ塊 (サブセ ッ ト エ レ メ ン ト (第 4 の所定単 位) ) を生成 し且つ確実な伝送を保証する こ と を基本的な役 割 と している。 こ の レイ ヤ 3 は、 ブ ロ ッ ク データ (第 1 の所 定単位) を リ ンク するための条件やマ ク ロ ブロ ッ ク (第 3 の 所定単位) /スーパ一マ ク ロ ブロ ッ ク (第 2 の所定単位) を 生成するための諸条件 (即ち、 イ ンタ ー リ ーブ方式 ' 構造) 、 (スーパー) マ ク ロ ブ 口 ッ ク ヘ ッ ダ &ユーザーデータ誤 り 制 御 (即ち、 E C C方式 · 構造) 、 等を規定する。 こ の レイ ヤ 3 に要求 さ れる 層内機能、 即 ち提供 さ れ る サー ビ ス は、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス読取書き 込み異常の回復機能の提供、 所望 ブ ロ ッ ク の読取状態の確認 (読取有効ブ ロ ッ ク のチェ ッ ク ) 、 ブ ロ ッ ク 配列構造の設定、 中間デー タ 塊の生成、 イ ン タ ー リ ーブ方式/範囲 Z構造の複数提供、 £ じ <3方式 範囲 構 造の複数提供、 等があ る。
こ の レ イ ヤ 3 つま り デー タ リ ン ク層は、 隣接下位層つま り レイ ヤ 2 力 ら入力する プ ロ ッ ク 化情報コ ー ド ( 2 — S D U , ) を 3 — P D U , と して入力 し、 これか ら構造化情報 ( 3 — P C I , 即ち第 2 の処理情報) を認識 して読み取っ て、 こ の構 造化情報に従っ てブ ロ ッ ク 単位のデー タ 実体 ( 3 — U D ! ) を複数個連結 し 、 マ ク ロ ブ 口 ッ ク 乃至は ス 一 ノ 一マ ク ロ ブ ロ ッ ク を生成 (構成) する機能モ ジ ュ ー ル (ブロ ッ ク リ ンク (マ ク ロ ブロ ッ ク 生成) モ ジ ュ 一ノレ 4 8 ) を持つ。 即ち、 レ ィ ャ 2 カゝら は、 ブロ ッ ク 単位で ビ ッ トデー タ列を受け、 各ブ ロ ッ ク の先頭カゝ ら所定 ビ ッ ト 分の 3 — P C I ! (第 2 の処理 情報) と してのブロ ッ ク ヘ ッ ダ と 、 その後の 3 — U D i と し てのユーザーデータ と を認識分離 し、 そのブロ ッ クヘ ッ ダに 書かれている情報に従っ て、 ブ ロ ッ ク を連結 して、 マ ク ロ ブ ロ ッ ク を生成す る。 こ う して生成 さ れたマ ク ロ ブ ロ ッ ク は 当該マ ク ロ ブロ ッ ク 内に分散配置 された付帯情報 (マ ク ロ ブ ロ ッ ク ヘ ッ ダ即 ち第 2 の処理情報の一つ) と 、 デー タ 実体
(ユーザーデータ ) と か らな る。
また、 こ の レイ ヤ 3 は、 上記マ ク ロ ブ ロ ッ ク ヘ ッ ダ力 らィ ンタ ー リ ーブ情報を読み取 り、 それに従ってマ ク ロ ブロ ッ ク のユーザーデータ をディ ンタ ー リ ーブ し、 その後、 上記マ ク ロ ブロ ッ ク ヘ ッ ダか ら誤 り 訂正情報を読み取 り、 それに従つ て、 ディ ンタ 一 リ ーブ処理後のユーザ一デー タ を誤 り 訂正す る機能モ ジ ュ ー ル (マ ク ロ ブ 口 ッ ク ヘ ッ ダ単位ディ ン タ ー リ ーブ Zエラー訂正モ ジュ ー ル 5 0 ) と、 上記マ ク ロ ブ ロ ッ ク ヘッ ダ力 ら ス ーパ一マ ク ロ ブ ロ ッ ク を生成 (構成) するた
めの構造化情報を読み取っ て、 それに従っ てマ ク ロ ブ口 ッ ク を複数個連結 し、 スーパ一マ ク ロ ブ ロ ッ ク を生成 (構成) す る機能モ ジュ — ノレ (マ ク ロ ブロ ッ ク リ ンク ( ス ー ノヽ'一マ ク ロ ブ ロ ッ ク 生成) モ ジ ユ ー ノレ 5 2 ) と 、 上記マ ク ロ ブ ロ ッ ク ヘ ッ ダカゝ ら イ ン タ ー リ ーブ情報 を読み取 り 、 それに従 っ て スーパ一マ ク ロ ブ 口 ッ ク のュ一ザ一デー タ をディ ン タ ー リ ー ブする機能モ ジュ ール ( ス ー パ 一マ ク ロ ブ口 ッ ク 単位ディ ン タ ー リ ーブモ ジユ ーノレ 5 4 ) と、 上記マ ク ロ ブロ ッ ク ヘ ッ ダ か ら誤 り 訂正情報 を読み取 り 、 それに従 っ て 、 ディ ン タ ー リ ーブ処理後のユーザーデー タ を誤 り 訂正する機能モジユ ー ノレ ( ス ー ノヽ0—マ ク ロ ブ 口 ッ ク 単位エラー訂正モジュ ール 5 6 ) と 、 マ ク ロ ブ ロ ッ ク ヘ ッ ダカゝ ら サ ブセ ッ ト エ レ メ ン ト の構 成仕様情報即 ちサブセ ッ ト エ レ メ ン ト ヘ ッ ダを読み取 っ て、 それに従 っ て 上記誤 り 訂正後の ス ー パ 一マ ク ロ ブ 口 ッ ク の ユーザーデー タ か ら サ ブセ ッ ト エ レ メ ン ト を分離す る機能 モジュール (サブセ ッ ト エ レメ ン ト 単位出力処理モジュ ール 5 8 ) と、 こ の分離 されたサブセ ッ ト エ レ メ ン ト 単位を、 隣 接上位層、 即ち レイ ヤ 4 に 3 — S D U , と して出力する機能 モ ジュ ール と、 処理に関わる状態情報、 制御情報を入出力す る機能モ ジュ ール と を含む。
つま り、 こ の レイ ヤ 3 と い う のは、 まず最初にブロ ッ ク を リ ンク し即ち連結 してマク ロ ブ ロ ッ ク を生成 し、 さ ら にそれ をス一パーマ ク ロ ブ口 ッ ク に連結する と い う 多段階の機能を 果たす。 そ して、 誤 り 訂正処理終了後、 マ ク ロ ブロ ッ ク へ ッ ダの中に書いてあるサブセ ッ ト構成仕様 (第 3 の処理情報)
を読み込み、 ス ーノ 一マ ク ロ ブ ロ ッ ク をサブセ ッ ト エ レ メ ン ト と レ、 う 概念のデー タ に別けて、 それを出力する。 即ち、 3 — S D U i と して、 サブセ ッ ト エ レ メ ン ト 単位でデー タ が上 位層に受け渡 し される。
レイ ヤ 4 (プ レゼ ンテーシ ョ ン層) は、 サブセ ッ ト の生成 を保証する こ と を基本的な役割 と してい る。 こ の レイ ヤ 4 は, サブセ ッ トエ レメ ン ト を リ ンク しサブセ ッ ト を生成するため の諸条件 を規定す る 。 こ の レ イ ヤ 4 に要求 さ れ る 層内機能 即ち提供されるサー ビス は、 目 的フ ア イ ノレに必要なサブセ ッ ト エ レ メ ン ト の取捨選択、 サブセ ッ ト の生成 と そ の条件決定,
D 〇 S 等への適合データ 変換、 等があ る。 なお、 こ こ で、 サ ブセ ッ ト と は、 認知可能情報単位データ の こ と である。 即ち、 上記マ ク ロ ブ 口 ッ ク ゃス ーノくーマ ク ロ ブ 口 ッ ク は音や絵 と いったマルチメ ディ ア情報を含むも のであ り、 これを音な ら ば音だけの情報、 絵であれば絵だけの情報 と い う よ う にそれ ぞれ一つの情報単位 と して認識でき るデータ の塊に分けたそ れぞれのデー タ の塊をサブセ ッ ト と 称する。
こ の レイ ヤ 4 つま り ブ レゼ ンテ ー シ ョ ン層は、 隣接下位層 つま り レイ ヤ 3 か ら入力する サブセ ッ ト エ レ メ ン ト 単位の データ ( 3 — S D U ! ) を 4 一 P D U !と して入力 し、 これ力 ら構造化情報 ( 4 一 P C I ,即ち第 4 の処理情報) を読み取 る機能モ ジュ ール (サブフ ァ イ ノレ リ ン ク 情報読取モ ジュ ール 6 0 ) と 、 こ の読み取 っ た構造化情報に従 っ て サ ブセ ッ ト エ レ メ ン ト 単位のデー タ 実体 ( 4 一 を連結 し、 サブ セ ッ ト を生成 (構成) する機能モ ジュ ール (サブセ ッ ト エ レ
メ ン ト リ ン ク (サブセ ッ ト の生成) モ ジ ュ ール 6 2 ) と を 持つ。 こ こ で、 サブセ ッ ト エ レメ ン ト 単位のデー タ は、 サブ セ ッ ト エ レ メ ン ト を連結 してサブセ ッ ト を生成する (構成す る) 構造化情報 (サブセ ッ ト エ レ メ ン トヘ ッ ダ) と ユーザー デー タ 実体 と カゝ ら成る。
また、 こ の レイ ヤ 4 は、 生成 されたサブセ ッ ト か ら、 隣接 上位層 と の既存又は新規ィ ンタ ーフ ェ ース に必要な付帯情報 を読み取って、 イ ン タ ー フ ェ ー ス整合を行 う 機能モ ジュ ール サブセ ッ ト の一部又は全付帯情報 と データ 実体を隣接上位層 即ち レイ ヤ 5 に 4 一 S D U , と して出力す る機能モ ジュ ール と 、 処理に関わ る 状態情報、 制御情報 を入出力す る機能モ ジュールと を含む。
レイ ヤ 5 (ア プ リ ケー シ ョ ン層) は、 フ ア イ ノレ管理の良 好な運営 を確実に保証す る こ と を基本的 な役割 と して い る こ の レ イ ヤ 5 は、 フ ア イ ノレ管理 を行 う た め の諸条件 (即 ち フ ァ イ ル生成条件、 等) を規定する。 こ の レイ ヤ 5 に要求さ れる層内機能、 即ち提供されるサー ビスは、 アプリ ケー シ ョ ン リ ク エ ス ト のフ アイ ノレ又はサブセ ッ ト の リ ー ド Zライ ト処 理の提供があ る。
こ の レイ ヤ 5 つま り ア プ リ ケー シ ョ ン層 は、 隣接下位層 つま り レイ ヤ 4 カゝら入力するサブセ ッ 卜 のデータ ( 4 一 S D U ! ) を 5 — P D U :と して入力 し、 こ のサブセ ッ ト の付帯情 報 ( 5 — P C 1 即ち第 5 の処理情報) 又はデータ 実体 ( 5 - U D 1 ) か ら フ ア イ ノレ管理情報を読み取っ て、 そのフ ア イ ル管理情報に従って フ ァ イ ル管理 し、 サブセ ッ ト 単位又はサ
ブセ ッ ト を連結 して フ ア イ ノレを生成 し、 フ ァ イ ル単位で読出 す機能モ ジュ ール ( フ ァ イ ル管理シス テ ムモ ジュ ール 6 4 ) フ ァ イ ル管理に基づき生成 される サブセ ッ ト 単位又はフ ア イ ル単位のデータ 単位をアプ リ ケ一シ ョ ンプロ セ ス に 5 - S D と して出力する機能モ ジ ュ ール と 、 処理に関わる状態情 報、 制御情報を入出力する機能モ ジュ ール と を含む。
アプ リ ケー シ ョ ンプ ロ セ ス は、 MM P シス テ ム を利用する アプ リ ケー シ ョ ンの実現を基本的な役割 と している。 こ のァ プ リ ケー シ ョ ンプ ロ セ ス は、 ソ ース サ ンプノレデー タ の シ ャ フ リ ング方式ノ構造、 暗号化のた めのス ク ラ ンブル方式 Z構造、 デー タ 圧縮方式 構造、 音 · テ キ ス ト · 画像のデー タ 構造 等があ る。 こ のアプ リ ケー シ ョ ンプ ロ セ ス に要求 される機能、 即ち提供されるサー ビス は、 ソー スサ ンプルデー タ のシ ャ フ リ ング方式の提供、 ス ク ラ ンブル方式の提供、 等があ り、 必 要に応 じて 、 デー タ 圧縮方式 · 圧縮ノ伸 張作業の複数提供 情報種の確認と そのデー タ構造の選択、 等を含むこ と ができ る。
以下、 図面を参照 して、 本発明の一実施例を説明する。 本 発明は、 上記国際出願番号第 P C T Z J P 9 5 Z 0 1 0 5 0 号に記 した よ う な階層構造を実現する ための レイ ヤ 1 (物理 層) と レイ ヤ 2 (ブロ ッ ク デー タ層) の詳細に関する も ので あ る。
図 5 は、 レイ ヤ 1 の構成を示す図で、 コ ン ト ロ ーラ 6 6 は、 こ の レイ ヤ 1 の全体を制御す る 。 光源 6 8 は、 こ の コ ン ト ロ ーラ 6 6 によ り 発光タ イ ミ ング等が制御 され、 紙等の情報
記録 (伝送) 媒体 3 0 に記録された ド ッ ト コー ドパタ ー ンを 照明する。 ま た撮像素子 7 0 は上記撮像系モ ジュ ール 3 2 に 相当する も ので、 同 じ く コ ン ト ロ ーラ 6 6 に よ り 取 り 込みタ イ ミ ン グ等が制御 され、 上記 ド ッ ト コ ー ドパター ンを光学的 に撮像 して画像信号を出力する。
撮像素子 7 0 か ら 出力 さ れた画像信号は、 上記再生等化 モ ジュ ール 3 4 に相当する アナ ロ グ処理部 7 2 で前処理 (ゲ イ ン コ ン ト ロ ール、 等化処理等) さ れた後、 上記量子化モ ジュ ール 3 6 に相当する A Z D変換器 7 4 で標本化 量子化 さ れ、 デ ィ ジ タ ル処理部 7 6 に入力 さ れ る。 そ して 、 こ の ディ ジタル処理部 7 6 にて 2 次元フ ィ ルタ処理等が行なわれ た画像デー タ は、 ヘ ッ ダ生成部 7 8 で生成 さ れたヘ ッ ダが ヘ ッ ダ記録部 8 0 に て付加 さ れて 、 1 層サー ビス デー タ ュ ニ ッ ト 1 番 ( 1 — S D U ! ) と して、 第 1 メ モ リ 8 2 に書き 込まれる。
また、 シェーディ ング補正な どを行 う こ と を考慮 し、 ディ ジタ ル処理部 7 6 から D Z A変換器 8 4 でアナ ロ グ信号に戻 してアナ ロ グ処理部 7 2 に帰すフ ィ ー ド ノく ッ ク 系が設け られ てレヽ る。
—方、 コ ン ト ロ ーラ 6 6 には、 ド ッ ト コー ドパタ ー ンの走 査開始を指示するための走査開始スィ ッ チ 8 6、 後述する シ ステム コ ン ト ロ ールフ ア イ ノレ ( S C F ) の読み取 り を指示す る ための S C F 読取スィ ッチ 8 8、 パラ メ ータ を設定するた めのパラ メ ータ設定ス ィ ツチ 9 0 等の入力ス ィ ツ チが接続さ れている。 その他、 適宜に応 じて様々 な入力部材が接続され
る こ と ができ る。 さ ら に、 コ ン ト ロ ーラ 6 6 には、 レイ ヤ 1 に関する と こ ろのノ ラ メ ー タ メ モ リ 9 2 が接続されてい る。
また、 コ ン ト ロ ーラ 6 6 と レイ ヤ 2 と の間には、 1 層サ一 ビスデータ ユ ニ ッ ト 2 番 ( 1 一 S D U 2 ) と し て の状態信号 がや り 取 り さ れ る。 こ こ で 、 状態信号 と い う の は、 例 え ば エ ラーを示す信号や、 メ モ リ 8 2 にデー タ が格納 された こ と を示す信号、 等であ る。 なお、 エ ラ 一の発生は、 コ ン ト 口 一 ラ 6 6 内部のエラー発生検出部 6 6 Aにて検出する よ う に し て も 良い し、 各回路構成部で検出する よ う に して も 良レ、。 例 えば、 アナ ロ グ処理部 7 2 においては、 撮像素子 7 0 からの 映像信号と してダー ク の も の しか入力 されて こ ないよ う な こ と を検知する回路を設け、 その検知信号を コ ン ト ロ ーラ 6 6 に出力 し、 1 — S D U 2 に反映 さ せる よ う にする こ と ができ る。
さ ら に 、 コ ン ト ロ ー ラ 6 6 と レイ ヤ 2 と の間 には、 1 層 サー ビスデー タ ユニ ッ ト 3 番 ( 1 — S D U 3 ) と してのノ、0ラ メ ータ設定信号がや り 取 り される。 こ こ で、 ノ ラ メ ータ設定 信号 と は、 例えば ド ッ ト コー ドパタ ーンをカ ラー多重化記録 してある場合であれば、 上層から赤の画像を入力せよ と いつ た形で、 レイ ヤ 1 パラ メ ータ メ モ リ 9 2 に設定される信号で ある。 こ の よ う なパラ メ ー タ設定信号に応 じて、 コ ン ト ロ ー ラ 6 6 は、 光源 6 8 と して赤を選択 し、 撮像素子 7 0 で赤の 情報だけを撮像させ、 また、 ヘ ッ ダ生成部 7 8 に赤 と い う 情 報を含むヘ ッ ダを生成させ、 そのヘ ッ ダをヘッ ダ記録部 8 0 で画像データ に付加 させて第 1 メ モ リ 8 2 に書き込むこ と に
な る。
次 に 、 上記 1 層サー ビ スデー タ ユ ニ ッ ト 1 番 ( 1 — S D U :) を説明する。
図 6 はそ の一例 を示 してお り 、 最初 に 、 セ ッ ト 規格識別 コ ー ド 9 4 と い う ものが記述 されている。 こ のセ ッ ト規格識 別 コー ド 9 4 は、 ド ッ ト の大き さやブロ ッ ク サイ ズ等のノ ラ メ ータ を表すコー ドである。 即ち、 上層において行われる ド ッ ト コ ー ドのデー タ の中身を解読するための処理に必要な こ れらのパラ メ ー タ を、 こ の コー ドを参照する こ と に よ り 所定 の メ モ リ カゝら 引用でき る よ う にする ための も のであ る。 例え ば、 こ のセ ッ ト規格識別 コー ド 9 4 力; 「 0 0 」 であったな ら ば、 レイ ヤ 1 ではあるノ ラ メ ータ を設定 し、 レイ ヤ 2 では レ ィ ャ 2 で必要なパラ メ ータ をセ ッ 卜 し、 レイ ヤ 3 では レイ ヤ 3 で必要なパラ メ ータ をセ ッ 卜 し、 レイ ヤ 4 では レイ ヤ 4 で 必要なノ ラ メ ータ をセ ッ ト し、 レイ ヤ 5 では レイ ヤ 5 で必要 なノ、'ラ メ 一 タ をセ ッ ト す る と い う よ う に 、 全て 同 じ コ ー ド 「 0 0 」 力 S レイ ヤ 1, レイ ヤ 2、 …, レイ ヤ 5 と い う よ う に 伝達される力 それぞれに入力 されるパラ メ ータ は各 レイ ヤ 毎に変わって く る。
こ のセ ッ ト 規格識別 コ ー ド 9 4 は 、 図 7 に示す よ う に ド ッ ト コー ド 1 0 が記録された紙等の情報記録 (伝送) 媒体 3 0 に記録された システ ム コ ン ト ロ ールフ ア イ ノレ ( S C F ) 9 6 の読み取 り に よ り 設定される。
こ の S C F 9 6 は、 例えば、 図 8 Aに示すよ う に、 ド ッ ト コ ー ド 1 0 と 同様に ド ッ 卜 のパターンで記録される。 形式は,
図 1 B に示すブ ロ ッ ク構成に して も 良い し、 単純な ド ッ ト列 に して も 良レ、。 ただ し、 こ の S C F 9 6 は、 どの よ う な解像 度の低い印刷方式であっ て も、 ま た逆に どの よ う に解像度が 高い印刷方式であっ て も、 あ る決め られた大き さ の ド ッ トで 記録される も のであ る。 つま り、 どの よ う な M M P再生装置 で も読み込め る コ ー ド と して形成 されたほ う が好ま しい。 ま た、 S C F 9 6 の フ ァ イ ルサイ ズを複数種類用意 して、 それ で読める M M P 再生装置の範囲を規定する よ う な構成に して も 良い。
そ して、 S C F 読取スィ ッ チ 8 8 が操作 される と、 その操 作信号が コ ン ト ロ ーラ 6 6 に入力 される と と も に レイ ヤ 1 ノ ラ メ ータ メ モ リ 9 2 に入力 され、 こ のパラ メ ータ メ モ リ 9 2 から予め決め られた S C F 読み取 り 用のパラ メ ー タ が コ ン ト ロ ーラ 6 6 に入力 される。 し力、 して コ ン ト ロ ーラ 6 6 はこ の 入力 されたパラ メ ータ に従っ て各部を制御 し、 その読み取つ た画像データ を 1 — S D U ,と して上層へ出力する と と も に、 S C F を読み取っ てい る こ と を示す状態信号を 1 一 S D U 2 と して 上層へ出力す る 。 そ して 、 上層 において こ の S C F 9 6 の内容が解読 さ れて 、 パ ラ メ ー タ 設定信号力; 1 一 S D U 3 と して上層 よ り 入力 さ れ、 それが レイ ヤ 1 パラ メ 一タ メ モ リ 9 2 に記憶され、 走査開始ス ィ ッ チ 8 6 の操作に応 じた 実際の ド ッ ト コ一 ド 1 0 の読み取 り 時には、 そのパラ メ 一タ メ モ リ 9 2 に記憶 された内容に応 じてヘ ッ ダ生成部 7 8 によ り 適切なセ ッ ト 規格識別コ一 ド 9 4 をヘ ッ ダの一部 と して発 生する。
ま た、 こ の S C F 9 6 は、 図 8 B に示すよ う に、 ド ッ ト で 構成する のではな く、 ド ッ ト コ ー ド 1 0 の 1 ド ッ 卜 のサイ ズ が どれだけであ り、 セ ッ 卜 の規格的には何番が振 られている と い う よ う に、 文字に よ り 記述 されていてい も 良い。 こ の場 合には、 操作者が こ の S C F 9 6 を見て、 外部から入力手段 を用いてキー入力する こ と にな る。
あ る いは、 こ のセ ッ ト 規格識別 コ ー ド 9 4 は、 ノ ラ メ 一 タ 設定 ス ィ ッ チ 9 0 に よ り 設 定す る こ と も で き る 。 即 ち ディ ッ プスィ ッ チ等によ り ディ ジタルデー タ的に 「 0 0 」 や 「 1 1 J と レ、 う よ う にマニ ュ アル設定する こ と に よ り、 ド ッ ト の大き さ等のパラ メ ー タ が任意に且つ直ちにセ ッ ト規格識 別 コ ー ド 9 4 に反映される よ う に して も 良い。
次に、 1 — S D U i に は、 U D 1 フ ォ ーマ ッ ト タ イ プ 9 8 が記述 さ れてい る。 こ の U D 1 フ ォ ーマ ツ ト タ イ プ 9 8 は 以下に記述 される フ レ ー ム水平画素数 1 0 0 乃至フ レ ー ム数 1 1 4 で規定する画像データ に対するパラ メ ータ の項 目 を表 すも のである。 即ち、 こ の U D 1 フ ォーマ ッ ト タイ プ 9 8 を 記述する こ と に よ って、 それらパラ メ ー タ の内容を全て省略 する こ と が可能 と なる。 例えば、 こ の U D 1 フ ォーマ ッ ト タ ィ プ 9 8 を 「 0 0 」 に設定 した と き にはこれ らノ、'ラ メ ー タ の 内容は規定 しな く て良 く、 逆に、 これに 「 F F J を設定 した な ら ば、 それ ら パ ラ メ ー タ をユーザーが任意に設定で き る モー ドであ り、 各項目 毎にパラ メ ータ が記入される こ と を許 す。 つま り、 こ の U D 1 フ ォーマ ッ ト タイ プ 9 8 は、 1 つに はパラ メ ータ を代表する よ う な機能、 も う 1 つはパラ メ ータ
の項 目 を定義 し、 その項 目 が書け る よ う な設定に切 り 換え る 機能 と い う 2 つの機能を有 している。
こ こ で、 パラ メ ータ と しては、 フ レームに対する水平画素 数 1 0 0、 フ レームの垂直画素数 1 0 2、 水平の画素の ピ ッ チ情報 1 0 4 、 垂直の画素の ピ ッ チ情報 1 0 6 、 多重情報 1 0 8、 階調 1 1 0、 光学倍率 1 1 2、 フ レ ー ム数 1 1 4 が 記述 されている。 こ こ で、 多重情報 1 0 8 と は、 色であれば R G B と い う 色の情報を示すも のである。 つま り、 いま取 り 込んでレ、る画像が ど う いつ た も のを示 してレ、る 力ゝ と レ、 う 情報 であ り、 赤な ら赤、 青な ら青、 と い う 情報であ る。 ま た、 階 調 1 1 0 と は、 A Z D変換器 7 4 で示 される階調であ り、 光 学倍率 1 1 2 と は不図示光学系 の レ ン ズ の倍率であ る。 フ レ ー ム数 1 1 4 と は、 順次 1 フ レ ー ム入力 したな らば順次処 理を開始する と いつた よ う な タイ プでは不要であ る力 本実 施例のよ う に第 1 メ モ リ 8 2 に全部の画像データ を入力 した 後に処理を開始する よ う な系の場合には、 ヘ ッ ダに フ レ ー ム 数を記録 しておいたほ う が認識が し易 く なる と い う 理由で記 入 してある。
そ して、 これ らパラ メ ータ の次に、 ユーザ一データ 1 1 6 と な る画像データ が入力 される。
なお、 上記ノく ラ メ ータ の う ち、 フ レーム水平画素数 1 0 0、 フ レー ム垂直画素数 1 0 2、 水平画素 ピ ッ チ情報 1 0 4、 垂 直画素 ピ ッ チ情報 1 0 6、 及び光学倍率 1 1 2 は、 M M P再 生装置の画像読み取 り 部を製造 した際に一意に決め られる情 報であるため、 ヘ ッ ダ生成部 7 8 又は レイ ヤ 1 ノ ラ メ一タ メ
モ リ 9 2 に R O M と して記憶 しておいて も 良い。 また、 上記 パ ラ メ ー タ は、 レ イ ヤ 1 は画像デー タ を扱 う 層であ る ので 例えば T I F F の よ う な一般的に用い られている画像のデー タ フ ォ ーマ ツ ト を利用する こ と も でき る。
図 9 は、 ヘ ッ ダの書かれ方を示す図であ る。 即ち、 一番上 に示すよ う にユーザーデータ 1 1 6 と して画像データ の 1 画 素 目, 2 画素 目 と い う よ う に書かれる場合、 上カゝら 2 番 目 に 示すよ う にヘ ッ ダ 1 1 8 がその画素デー タ の最初に記入 され る。
こ こでヘ ッ ダ 1 1 8 と しては、 その下に示すよ う に、 セ ッ ト 規格識別 コ ー ド 9 4 のみを含む も の と して も 良い し 、 さ ら に次 に示す よ う に 、 セ ッ ト 規格識別 コ ー ド 9 4 と U D 1 フ ォ ーマ ッ ト タイ プ 9 8 を含むも の と して も 良い。 ま た、 一 番下に示すよ う に、 セ ッ ト規格識別コー ド 9 4 があ り、 次に U D 1 フ ォ ーマ ツ ト タイ プ 9 8 力 Sあって、 こ の U D 1 フ ォー マ ツ ト タ イ プ 9 8 で前述の よ う に各ノ ラ メ ー タ を設定す る モー ドが記述 されていれば、 フ レーム水平画素数 1 0 0 乃至 フ レーム数 1 1 4 のパラ メ ータ を含むも の と して も良い。
なお、 こ の よ う なヘ ッ ダ 1 1 8 は、 複数フ レ ー ム の画像 データ全てを第 1 メ モ リ 8 2 に蓄えてか ら上層の処理が開始 される よ う な タ イ プの も のでは、 その第 1 メ モ リ 8 2 に入力 されるデー タ に 1 つ入れておけば事足 り る も のである。 また, 1 フ レーム分の画像デー タ が蓄え られる毎に処理を開始する タイ プの も のでは、 ノ、'ラ メ ータ が変わっていなければヘ ッ ダ 1 1 8 を入れ る 必要はないかも しれないが 、 確認の意味で
1 フ レーム分の画像デー タ 毎に先頭に入れてお く こ と が好ま しい。
図 1 0 は、 ヘ ッ ダ生成部 7 8 並びにヘ ッ ダ記録部 8 0 にて 実行 されるヘ ッ ダ 1 1 8 の記録処理を説明するためのフ ロー チヤ一 卜 である。
ヘッ ダ生成部 7 8 は、 最初に、 パラ メ ータ が確定 されてい る カゝ ど う 力 、 つま り デー タ を解読する ためのパラ メ ータ が入 力 されてレ、るカゝど う かを判別する (ス テ ッ プ S 1 ) 。 こ の判 別は、 パラ メ ータ が確定 されていない状態で処理が進んでい く と い う 無駄な時間 を消費する こ と が無いよ う にする ためで ある。
そ し て 、 パ ラ メ ー タ 力 S ま だ確定 さ れ て レ、 な レヽ と き に は ヘ ッ ダ生成部 7 8 は、 エラー情報を コ ン ト ロ ーラ 6 6 に出力 する (ステ ッ プ S 2 ) 。 こ のエ ラ ー情報を受けた コ ン ト ロー ラ 6 6 は、 エ ラ ー発生検出部 6 6 Aに よ り エラーの発生を検 出 して、 1 — S D U 2 の状態信号に よ り 上層に伝達する。 上 層では、 こ の状態信号を受けて、 最終的には、 モニ ターにェ ラー表示 した り、 エ ラー音を発 して、 ユーザーにエラーの発 生を報知する。
また、 ノ、 °ラ メ ー タ が確定されている場合には、 ヘッ ダ生成 部 7 8 は、 順次不図示の フ ォーマ ッ ト記録部 ( R O M ) をァ ク セ ス し 、 そ こ に書かれて い る ス キ ャ ナ特有のノ、。 ラ メ 一 タ 例 え ば フ レ ー ム 水 平画素 数 1 0 0 , フ レ ー ム 垂 直画素 数 1 0 2 , 水平画素 ピ ッ チ情報 1 0 4 , 垂直画素 ピ ッ チ情報 1 0 6, 光学倍率 1 1 2 等を読出 して、 ヘ ッ ダ記録部 8 0 へ
出力する (ステ ッ プ S 3 ) 。 さ ら に、 コ ン ト ロ ーラ 6 6 を介 して レイ ヤ 1 パラ メ 一 タ メ モ リ 9 2 に記憶 さ れている 上層か ら設定される色や多重情報に従っ て、 多重情報 1 0 8 や階調 1 1 0 等のパラ メ ータ を生成 して、 ヘッ ダ記録部 8 0 へ出力 する (ステ ッ プ S 4 ) 。 そ して、 ヘッ ダ記録部 8 0 は、 こ の 段階で一度、 第 1 メ モ リ 8 2 にそれら のパラ メ ー タ を書き込 む (ス テ ッ プ S 5 ) 。
その後、 ヘ ッ ダ生成部 7 8 は、 最終的にフ レーム数が必要 か ど う か判断 し (ステ ッ プ S 6 ) 、 必要がなければこ のへッ ダ記録処理を終了する。 また、 必要であれば、 フ レーム の枚 数をイ ン ク リ メ ン ト して フ レーム数 1 1 4 のパラ メ ータ を生 成 し、 ヘ ッ ダ記録部 8 0 へ出力する (ス テ ッ プ S 7 ) 。 そ し て、 ヘ ッ ダ記録部 8 0 は、 こ の フ レーム数 1 1 4 を第 1 メ モ リ 8 2 に書き 込み (ステ ッ プ S 8 ) 、 こ のヘ ッ ダ記録処理を 終了する。
β[]ち、 図 1 1 の タ イ ミ ングチャー ト に示すよ う に、 まず上 記ステ ッ プ S 5 でヘ ッ ダを記録 し、 フ レーム画像の記録に移 り、 最後に、 フ レーム数が必要 と 判断されたな らば、 フ レー ム数を算出 して、 ステ ッ プ S 8 で第 1 メ モ リ 8 2 へ書き込む c 次に、 レイ ヤ 2 について説明する。
図 1 2 は、 レイ ヤ 2 の構成を示す図である。
こ の レイ ヤ 2 には、 上記 レイ ヤ 1 力ゝ ら の 1 層サー ビスデー タ ユニ ッ ト 1 番 ( 1 一 S D U i ) を、 2 層プ ロ ト コ ルデータ ユニ ッ ト 1 番 ( 2 — P D U と して受け取る。 ま た、 状態 信号である 1 一 S D U 2を 2 — P C I 2と して、 ノ ラ メ ータ設
定信号である 1 一 S D U 3を 2 — P C I 3と して受け、 逆に 2 — P C I 2を 1 — S D U 2と して、 2 — P C I 3を 1 一 S D U 3 と して レイ ヤ 1 に出力する。
こ こ で、 状態信号は、 エ ラ ー状態や走査状態、 フ レームの 書 き 込み状態、 サー ビ ス デー タ ュニ ッ 卜 の書き 込みの状態 等を示 し、 ま た逆方向 と しては、 サー ビスデータ ユニ ッ ト の 読み出 し 、 第 1 メ モ リ 8 2 のデー タ の読み出 し完了 の状態 等を示す。 また、 パラ メ ータ設定信号は、 レイ ヤ 1 の中のパ ラ メ ータ メ モ リ 9 2 カゝらパラ メ ータ の内容を読んだ り、 また は、 そ こ にパラ メ ータ を書き込んだ り するパラ メ ータ設定用 の信号である。
こ の レイ ヤ 2 は、 上記 レイ ヤ 1 と 共通の第 1 メ モ リ 8 2 コ ン ト ロ ーラ 1 2 0、 ブロ ッ ク 検出部 1 2 2、 ブロ ッ ク ア ド レ ス検出部 1 2 4 、 ブ ロ ッ ク 内デー タ 検出部 1 2 6 、 パ ラ メ ータ用 メ モ リ 1 2 8、 上層つま り レイ ヤ 3 と 共通の第 2 メ モ リ 1 3 0 力 ら構成される。 こ こ で、 ブロ ッ ク 検出部 1 2 2 及びブロ ッ ク ア ド レ ス検出部 1 2 4 は上記ブロ ッ ク 単位 ド ッ ト検出点抽出モ ジュ ール 3 8 及び ド ッ 卜検出モ ジュ ール 4 0 に相 当 し、 ブ ロ ッ ク 内デー タ 検出部 1 2 6 が上記ブ ロ ッ ク
I D デー タ 再生モ ジ ュ ール 4 2 、 ブ ロ ッ ク 内デー タ 再生モ ジュ ール 4 4、 及び符号化復調モ ジュ ール 4 6 に相当する。
上記 2 — P D U i は第 1 メ モ リ 8 2 に格納 され、 その中の 構造情報 と しての上記ヘ ッ ダ 1 1 8 力;、 2 層プ ロ ト コ ル コ ン ト ロ ールイ ン フ ォ メ ー シ ョ ン 1 番 ( 2 — と して コ ン ト ロ ーラ 1 2 0 に入力 され、 またデータ 実体 と しての 2層
利用者データ 1 番 ( 2 — は、 ブ ロ ッ ク 検出部 1 2 2、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検出部 1 2 4 、 ブ ロ ッ ク 内デー タ 検出部 1 2 6 へ入力 される。
ブ ロ ッ ク 検 出 部 1 2 2 は 、 上 記 国 際 出願番 号第 P C T Z J P 9 3 / 0 1 3 7 7 号 (国際公開番号第 W O 9 4 / 0 8 3 1 4 号) に詳 し く 記 されている よ う なマーカ検出部や デー タ配列方向検出部、 マーカ補間回路、 等の部分を含む。 また、 ブロ ッ ク ア ド レ ス検出部 1 2 4 は、 同様に、 ブロ ッ ク ア ド レ ス検出, 誤 り 判定, 正確な中心検出部や、 マーカ と ブ ロ ッ ク ア ド レ ス の補間部、 等の部分を含む。 そ して、 ブロ ッ ク 內データ検出部 1 2 6 は、 同様に、 ア ド レ ス制御部、 補間 回路、 二値化処理部、 閾値判定回路、 復調部、 等の部分を含 む。 従っ て、 これ ら各部については、 その詳細な説明は省略 する。
また、 パラ メ ータ用 メ モ リ 1 2 8 は、 前記各処理の処理方 法を表すパラ メ ータやその処理に必要なパラ メ ータ、 例えば ブロ ッ ク のサイ ズや、 復調の方式、 等のデー タ を記憶 してい る。
一 方、 コ ン ト ロ ー ラ 1 2 0 は 、 プ ロ ト コ ノレ コ ン ト ロ ー ルイ ン フ ォ メ ー シ ョ ン解読部 1 2 0 A 、 パ ラ メ ー タ 設定部 1 2 0 B 、 エ ラ ー発生検 出 部 1 2 0 C 、 コ ン ト ロ ー ル部 1 2 0 D を含む。 こ こ で、 プロ ト コ ノレ コ ン ト ロ ーノレイ ン フ ォ メ ー シ ョ ン解読部 1 2 O Aは、 2 P C I t のデー タ を解読す る ものであ り、 ノ ラ メ ータ設定部 1 2 0 B は、 ノ ラ メ ータ用 メ モ リ 1 2 8 よ り パラ メ ータ を読み出 して、 プロ ト コノレコ ン
ト ロ 一ノレイ ン フ ォ メ ー シ ョ ンデー タ解読部 1 2 O A に よ る解 読情報を元に、 こ の読出 したパラ メ ー タ 又はそのパラ メ ータ から算出 されるデータ を各プロ ッ ク に設定する も のであ る。 エ ラー発生検出部 1 2 0 C は、 例えばブロ ッ ク ア ド レ ス のェ ラーやその他のエ ラ ーの発生を検出する も のであ り、 コ ン ト ロ ール部 1 2 0 Dは、 こ の レイ ヤ 2 の全体のコ ン ト ロ 一ノレを 行 う も のである。
ま た、 コ ン ト ロ ー ラ 1 2 0 は、 上層 の レイ ヤ 3 と の間で、 状態信号であ る 2 — S D U 2 ( レイ ヤ 3 側力、 らみる と 3 — P C I 2) と、 パラ メ ータ設定信号である 2 — S D U 3 ( レイ ヤ 3 側カゝ らみる と 3 — P C I 3 ) をや り 取 り する。 こ こ で、 状 態信号 と は、 エ ラー発生検出部 1 2 0 C で検出 したエラー状 態を示す信号、 レイ ヤ 1 から受けた走査状態を示す信号、 こ の レイ ヤ 2 で作られたサー ビスデータ ユニ ッ ト の内容を第 2 メ モ リ 1 3 0 に書き 込んだかど う かの書き込み状態信号、 ま たは、 逆方向の、 レイ ヤ 3 でこ の第 2 メ モ リ 1 3 0 の內容を 読出 したかど う かを判断する読み出 し状態信号、 等を含む。 ま た、 パラ メ ー タ設定信号は、 上層部からパラ メ ータ用 メ モ リ 1 2 8 にデータ をセ ッ ト した り、 こ のノ ラ メ ータ用 メ モ リ 1 2 8 の内容を上層部で読み出 しする ための信号であ る。
次に、 サー ビスデー タュニ ッ 卜 の内容について説明する。 第 1 メ モ リ 8 2 に書き込まれる 1 ー 3 011 1 ( 2 - P D U ,) は、 図 1 3 A及び図 1 3 B に示すよ う に、 上記ヘ ッ ダ 1 1 8 と してのプロ ト コ ノレ コ ン ト ロ ーノレイ ンフ ォ メ ー シ ョ ン と、 上 記ユーザーデー タ と して の画像デー タ 1 1 6 と か ら な る。
よ っ て、 その説明は省略する。
ま た 、 第 2 メ モ リ 1 3 0 に書 き 込 ま れ る 、 該 レ イ ヤ 2 の 出力であ る 2 — S D U i は、 該 レイ ヤ 2 が画像内に含まれる ブ ロ ッ ク に対 し て処理を行レ、 、 ブ ロ ッ ク 単位で第 2 メ モ リ
1 3 0 に書 き 込む も のであ る た め、 図 1 4 A に示すよ う に ブ ロ ッ ク ヘ ッ ダ と しての 2 — S D U i 添付情報 1 3 2 と 、 ブ ロ ッ ク 内のデータ 1 3 4 と 力 ら な る。
そ して、 上記 2 — S D U i 添付情報 1 3 2 は、 ブ ロ ッ ク識 別情報 と して機能する も ので、 図 1 4 B に示すよ う に、 セ ッ ト規格識別コー ド 1 3 6、 ユーザ一データ フ ォ ーマ ツ ト タイ プ 1 3 8 、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 1 4 0 、 ブ ロ ッ ク 内デー タ 数
1 2 を含む。
こ こで、 セ ッ ト規格識別 コー ド 1 3 6 は、 レイ ヤ 1 力 ら送 られてき たセ ッ ト規格識別コー ド 9 4 を コ ピー した もの、 つ ま り 同 じ ものである。 これに対 して、 ユーザーデータ フォー マ ツ 卜 タ イ プ 1 3 8 は、 レイ ヤ 1 のユーザーデー タ フ ォ ー マ ツ ト タイ プ 9 8 と は別の も のであ り、 レイ ヤ 3 力; こ の 3 — P D U i の内容を どの様に読むか、 ノ、 °ラ メ ー タ の種類 と その 内容が どの様に入っ ている力 と レヽ ぅ こ と を示すものであ る。 即ち、 定義は レイ ヤ 1 のそれ と 同様である力 例えば、 こ の ユーザーデータ フォーマ ッ ト タイ プ 1 3 8 力 S Γ 0 1 」 と い う コ ー ドに な っ て い る 場合にはブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 1 4 0 と ブ ロ ッ ク 内デー タ 数 1 4 2 をユーザ一デー タ に付カ卩 して送 り 例えば 「 0 2 」 の場合にはブロ ッ ク ア ド レ ス 1 4 0 と ブロ ッ ク 内データ数 1 4 2 と 別のデータ をユーザーデータ に付力 U し
て送 り 、 レイ ヤ 3 では 3 — P C I t の情報の種類や配列等を 選択、 認識する。
こ の様に ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス 1 4 0 と ブ ロ ッ ク 内デー タ 数 1 4 2 を付加する こ と に よ っ て、 レイ ヤ 3 はその情報を認識 する こ と に よ っ て、 レイ ヤ 2 カゝら ブロ ッ ク のデータサイ ズが 違っ た コ ー ドの情報が転送 されて来て もその違いを認識をす る こ と ができ、 処理をする こ と ができ る よ う になってレ、る。
図 1 5 は、 上記ユーザーデータ フ ォ ーマ ツ ト タイ プ 1 3 8 が前記 した 「 0 2 」 と レ、 う コ ー ドになっ ている場合の 2 — S D U t 添付情報 1 3 2 を示す図であ る。 こ の場合には、 上記 セ ッ ト規格識別コ ー ド 1 3 6, ユーザーデー タ フ 才 一マ ツ ト タ イ プ 1 3 8 , ブ ロ ッ ク ア ド レ ス 1 4 0 , 及びブ ロ ッ ク 内 データ数 1 4 2 に加えて、 ブロ ッ ク ァ ド レス補償無 し //あ り 1 4 4 、 誤検出マーカ 情報 1 4 6 、 補償マー カ 情報 1 4 8 復調エ ラ ー数 1 5 0 、 復調エ ラ ー位置情報 1 5 2 、 等のブ 口 ッ ク検出時の処理状態を現す情報を含む。
こ こ で、 復調エラー数 1 5 0 と は、 レイ ヤ 3 で行われるブ ロ ッ ク の リ ン ク 時に、 重複 して転送 さ れた同一ブ ロ ッ ク の データ において、 つま り 同 じァ ド レ ス のブロ ッ ク が何回か転 送されてき た場合に、 こ の復調エラー数 1 5 0 が レイ ヤ 2 か ら送 られてき ている と、 前回まで と 今回の こ の復調エラ 一数 を比較 してエラ一の少ないブロ ッ ク デー タ を選択 して再構成 す る こ と で、 エ ラ ー訂正前のデー タ のエ ラ 一率 を低減で き 高速にエラー訂正する こ と ができ る よ う にな る と い う 理由で 設け られている。
また、 重複 して転送 された同一ブロ ッ ク のデータ において 前回 ま でが復調エ ラ ーであ っ た ビ ッ ト 又 はデー タ に対 し て 今回エ ラーでなかっ た場合に、 前記 ビッ ト 又はデータ を今回 の ビッ ト 又はデータ に変更する こ と で、 エラ ー率を低減する こ と ができ、 高速にエ ラ ー訂正を行 う こ と ができ る よ う にな る。 つま り、 エラー箇所を新 しいエ ラーでないデー タ に置き 換え る こ と を レイ ヤ 3 で行え る よ う に、 復調エ ラー位置情報 1 5 2 が設け られている。
また、 誤検出マーカ情報 1 4 6 は、 重複 して転送された同 ーブロ ッ ク のデータ において、 前回まで と 今回のブロ ッ ク 内 誤検出マーカ情報 (数や面積) を比較 して、 誤検出マーカ情 報が少ないブロ ッ ク データ を選択 して再構成する こ と で、 ェ ラー率を低减する こ と ができ、 高速にエラー訂正をする こ と ができ る よ う にな る と い う 理由で、 設け られてレヽる。
次に、 こ の レイ ヤ 2 の動作を、 図 1 6 A及び図 1 6 B の一 連のフ ロ ーチヤ一 ト を参照 して説明する。
まず、 コ ン ト ロ ーラ 1 2 0 ( コ ン ト ロ ール部 1 2 0 D ) は, 全体の初期設定を行い (ス テ ッ プ S 1 1 ) 、 1 一 S D U i の デー タ が第 1 メ モ リ 8 2 に書き 込ま れたカゝ ど う かを、 状態 信号 ( 2 — P C I 2 ) よ り 読み と つ て判断す る (ス テ ッ プ S 1 2 ) 。 そ して、 書き 込み中等の未終了状態であれば、 書 き込み終了 を待つ。
1 — S D U , が書き 込まれた と い う 状態を認識する と 、 ま ず、 プロ ト コルイ ンフ ォ メ ー シ ョ ン解読部 1 2 0 Aに よ り 第 1 メ モ リ 8 2 力 ら 2 — P C I 1 のセ ッ ト 規格識別コ ー ド 9 4
を読み出 して解読 し、 その結果に従っ て レイ ヤ内の処理に必 要なノ ラ メ 一 タ を ノ ラ メ 一 タ 用 メ モ リ 1 2 8 よ り 読み出す (ス テ ッ プ S 1 3 ) 。 即ち、 セ ッ ト規格識別コ ー ド 9 4 力、ら, 例えば、 ド ッ ト のサイ ズ、 ブ ロ ッ ク のサイ ズ、 復調方式、 ブ ロ ッ ク ァ ド レス のエラ ー訂正方式、 等の ド ッ ト コー ド力、ら再 生す る こ と がで き な レ、パ ラ メ ー タ を認識 し 、 該当 す る パ ラ メ ータ をパラ メ ータ用 メ モ リ 1 2 8 よ り 読む。
次 に 、 プ ロ ト コ ルイ ン フ ォ メ ー シ ョ ン解読部 1 2 O A は ユーザーデータ フ ォ ーマ ツ ト タ イ プ 9 8 と その後に書かれた パラ メ ータ を解読する (ス テ ッ プ S 1 4 ) 。 即ち、 フ レーム 水平画素数 1 0 0 、 フ レ ー ム垂直画素数 1 0 2 、 水平画素 ピ ッ チ情報 1 0 4 、 垂直画素 ピ ッ チ情報 1 0 6 、 多重情報 1 0 8 、 階調 1 1 0 、 光学倍率 1 1 2 、 フ レー ム数 1 1 4 等の情報を読んで、 こ の画像が ど う い う 画像かを判断する。 そ して、 こ の情報 と 上記ステ ッ プ S 1 3 で読出 した情報 と を 基に、 ノ ラ メ ータ設定部 1 2 0 B にてパラ メ ー タ の設定を行 う (ステ ッ プ S 1 5 ) 。
次に、 2 — S D U , の画像デー タ 1 1 6 をブ ロ ッ ク 検出部 1 2 2 に入力 し 、 こ の設定 さ れたパ ラ メ ー タ を利用 して ブ ロ ッ ク 検出処理を行 う (ス テ ッ プ S 1 6 ) 。 これは、 1 画像 においてのブロ ッ ク検出を行 う こ と にな る。 そ して、 その中 で検出ブロ ッ ク の未処理ブ ロ ッ ク はあ るかど う か判断 し (ス テ ツ プ S 1 7 ) 、 無い場合には上記ステ ップ S 1 2 に戻る。 即ち、 その画像が コー ドでない部分を撮像 している場合には ブロ ッ ク が検出 されないので、 元に戻って次の画像を待つこ
と にな る。
ま た 、 1 画像の 中 に コ ー ドが含 ま れて い る と 判断 さ れた 場合、 例 え ば未処理ブ ロ ッ ク が 4 個含 ま れて い る 場合には 次の処理に移 り 、 その未処理ブ ロ ッ ク の 中 の 1 つ を選択す る ( ス テ ッ プ S 1 8 ) 。 そ し て 、 ブ ロ ッ ク ア ド レ ス検出部 1 2 4 によ り、 当該ブロ ッ ク のブロ ッ ク ア ド レ ス の検出、 及 びァ ド レ ス のエラ ー検出又はエ ラー訂正処理を行 う ( ステ ツ プ S 1 9 ) 。
こ こ で、 エ ラ一発生検出部 1 2 O C に よ り エ ラーがあった か ど う か判断し (ステ ッ プ S 2 0 ) 、 エ ラ ーがあっ た場合に は、 ブロ ッ ク ア ド レ ス の補償を行 う (ステ ッ プ S 2 1 ) 。 そ して 、 それで も エ ラ ーであ る場合には (ス テ ッ プ S 2 2 ) ブ ロ ッ ク ア ド レ ス のエ ラ ー状態を 2 — S D U 2 にセ ッ 卜 して レ イ ヤ 3 に対 して伝達 した後 ( ス テ ッ プ S 2 3 ) 、 上記ス テ ツ プ S 1 6 に戻って、 次のブ ロ ッ ク の検出を行 う。
また、 上記ステ ッ プ S 2 0 においてァ ド レ ス のエラーが無 かった場合、 ま たは、 上記ステ ッ プ S 2 2 においてエラ ーが 補償 された と 判断 された場合には、 2 — S D U 2即ち状態信 号を読み出 し、 第 2 メ モ リ 1 3 0 が空カゝ ど う カ 即ち レ イ ヤ 3 で第 2 メ モ リ 1 3 0 カゝらデータ の読出 しが終了 したが ど う かを確認 し (ステ ップ S 2 4 ) 、 第 2 メ モ リ 1 3 0 が空にな る のを待つ。
そ して、 第 2 メ モ リ 1 3 0 が空の場合には、 上記 2 — P C I i の セ ッ 卜 規格識別コー ド 9 4 を レ イ ヤ 3 に対する 2 — S D U i の添付情報 1 3 2 に コ ピ ー し て セ ッ ト し ( ス テ ッ プ
S 2 5 ) 、 ま た 、 レ イ ヤ 3 に 送 る た め の ユ ー ザーデー タ フ ォ ー マ ツ ト タ イ プをパ ラ メ ー タ 用 メ モ リ 1 2 8 よ り 読み 出 し て 、 2 — S D U i の 添付情報 1 3 2 のユーザーデー タ フ ォーマ ッ ト タ イ ブ 1 3 8 にセ ッ トする (ステ ッ プ S 2 6 ) 。
次に、 上記ブロ ッ ク ァ ド レ ス検出部 1 2 4 に よ り 検出 した ブ ロ ッ ク ア ド レ ス を 2 — S D U ! の添付情報 1 3 2 のブ ロ ッ ク ア ド レ ス 1 4 0 にセ ッ ト し (ステ ッ プ S 2 7 ) 、 ブロ ッ ク 内データ数を算出 して、 2 — S D U , の添付情報 1 3 2 のブ ロ ッ ク 内デー タ数 1 4 2 〖こセ ッ トする ( ス テ ッ プ S 2 8 ) 。 こ の ブ ロ ッ ク 内 デー タ 数 の 算 出 は 、 ノ ラ メ ー タ 用 メ モ リ 1 2 8 に記憶されている ブロ ッ ク サイ ズの情報、 例えば、 ブ ロ ッ ク が横 5 0 ド ッ ト X 縦 5 0 ド ッ ト で構成 され、 マーカの 大き さ が何 ド ッ ト と い う よ う な情報を読出 し、 それを使用 し て行われる。
そ して、 ブロ ッ ク 内データ検出部 1 2 6 に よ り、 補間, 復 調ま で を含 めたブ ロ ッ ク 內 のデー タ の検出処理を行い ( ス テ ツ プ S 2 9 ) 、 各処理で算出 された情報をユーザーデータ フ ォーマ ツ ト タ イ ブ 1 3 8 に よ っ て選択 してセ ッ トする (ス テ ツブ S 3 0 ) 。 即ち、 例えばそれが 「 0 2 」 と い う コー ド になっている場合には、 図 1 5 に示 した よ う に、 上記ブロ ッ ク ア ド レ ス補償無 し Zあ り 1 4 4、 誤検出マーカ情報 1 4 6、 補償マーカ情報 1 4 8、 復調エラー数 1 5 0、 復調エラー位 置情報 1 5 2、 等の情報をセ ッ トする。
そ して、 第 2 メ モ リ 1 3 0 に、 レイ ヤ 3 に対 してのデータ つま り ブロ ッ ク 内データ検出部 1 2 6 で検出 されたブロ ッ ク
内デー タ 1 3 4 を書き込み (ステ ッ プ S 3 1 ) 、 状態信号 2 一 S D U 2にメ モ リ への書き込みの終了状態をセ ッ 卜 した後 (ス テ ッ プ S 3 2 ) 、 上記ス テ ッ プ S 1 6 に戻 り 、 次のブ ロ ッ ク があれば同様に処理 し、 無ければ次の画面を待つ (ス テ ツ プ S 1 7 ) 。
なお、 上記ステ ッ プ S 2 4 において、 レイ ヤ 3 が第 2 メ モ リ 1 3 0 のデー タ を読み終わ る の を待つ も の と してい る が 第 2 メ モ リ 1 3 0 の記憶容量が大き い場合には、 こ の よ う な 処理を行わな く て も 良いこ と は勿論であ る。 また、 こ の よ う なブ ロ ッ ク 毎のデー タ の受 け渡 し を行 う 代わ り に 、 1 デー タ 毎のデー タ の受け渡 し を行 う も の と すれば、 第 2 メ モ リ 1 3 0 を持たな く て も 良 く、 また、 1 ブロ ッ ク 分の記憶容量 を持つ第 2 メ モ リ 1 3 0 の代わ り に、 F I F O メ モ リ 等を利 用する こ と も可能である。
次に、 レイ ヤ 3 内のブロ ッ ク リ ン ク 部分を図 1 7 を参照 し て説明する。
こ こ では、 前述の 2 — S D U i が第 2 メ モ リ 1 3 0 に書き 込まれてお り 、 それを 、 コ ン ト ロ ー ラ 1 5 4 の 3 — P C I i プロ ト コ ルコ ン ト ロ ーノレイ ンフ ォ メ ー シ ョ ン解読部 1 5 4 A において解読する。 即ち、 プ ロ ト コ ルコ ン ト ロ ールイ ンフ ォ メ ーシ ヨ ン解読部 1 5 4 Aでは、 2 — S D U ,添付情報のブ ロ ッ ク 検出状態情報判定部 1 5 4 A a によ り 上記復調エラー 数 1 5 0 やエラ ー位置情報 1 5 2, 誤検出マーカ情報 1 4 6, 補償マーカ 情報 1 4 8 , ブ ロ ッ ク ア ド レ ス補償無 し Zあ り 1 4 4, 等を解読 して、 ブロ ッ ク データ選択処理部 1 5 6 に
その解読結果を出力する。 ブ ロ ッ ク デー タ選択処理部 1 5 6 は、 重複 して入力 される ブ ロ ッ ク データ に対 して、 前述 した よ う なブロ ッ ク データ選択処理、 つま り 復調エ ラーが多いブ 口 ッ ク であれば多いブロ ッ ク を排除 した り、 即ちエラーの少 ないブロ ッ ク を選択 した り する処理を行い、 ブロ ッ ク データ リ ン ク 用 の メ モ リ (メ モ リ 2 , ) 1 5 8 に各ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス に相当する メ モ リ ア ド レ ス にデータ が書き込まれる。
なお、 コ ン ト ロ ーラ 1 5 4 内部の コ ン ト ロ ー ノレ部 1 5 4 B は、 こ の レイ ヤ 3 全体 を制御す る た め の も のであ り 、 ノ、' ラ メ ータ用 メ モ リ 1 6 0 は各処理に必要なパラ メ ー タ を記憶 し てい る も のであ る。
以上の構成は、 上記ブロ ッ ク · リ ンク モジュール 4 8 に相 当する。
図 1 8 は、 こ の よ う な レイ ヤ 3 で行われ る 処理を示す フ ロ ーチャ ー ト である。 即ち、 まずコ ン ト ロ ーラ 1 5 4 (コ ン ト ロール部 1 5 4 B ) は、 全体の初期設定を行い (ステ ップ S 4 1 ) 、 2 — S D U ! のデー タ が第 2 メ モ リ 1 3 0 に書き 込 ま れた 力 ど う かを 、 状態信号 ( 3 — P C I 2 ) よ り 読み と っ て判断する (ステ ッ プ S 4 2 ) 。 そ して、 書き 込み中等 の未終了状態であれば、 書き 込み終了 を待つ。
2 — S D U , が書き 込まれた と い う 状態を認識する と 、 ま ず、 プ ロ ト コ ルイ ン フ ォ メ ー シ ョ ン解読部 1 5 4 A に よ り 第 2 メ モ リ 1 3 0 力 ら 3 — P C I ! のセ ッ ト 規格識別 コ ー ド 1 3 6 を読み出 して解読 し、 その結果に従っ て レイ ヤ内の処 理に必要なパラ メ ータ をパラ メ ータ用 メ モ リ 1 6 0 よ り 読み
出す (ス テ ッ プ S 4 3 ) 。
次 に 、 プ ロ ト コ ルイ ン フ ォ メ ー シ ョ ン角 読部 1 5 4 A は ユーザーデータ フ ォーマ ツ ト タ イ プ 1 3 8 と その後に書かれ たパ ラ メ ー タ を解読 し 、 ま たブ ロ ッ ク 検出状態情報判定部 1 5 4 A a に よ り 上記復調エラー数 1 5 0 やエラ一位置情報 1 5 2 , 誤検出マー カ 情報 1 4 6 , 補償マー カ 情報 1 4 8 ブロ ッ ク ア ド レ ス補償無 しノあ り 1 4 4, 等を解読する ( ス テ ツ プ S 4 4 ) 。 そ して、 こ の情報 と 上記ステ ッ プ S 4 3 で 読出 した情報 と を基にパ ラ メ ー タ の設定を行 う (ステ ッ プ S 4 5 ) 。
その後、 ブロ ッ ク デー タ検出処理部 1 5 6 に よ り、 その情 報 を基にブ ロ ッ ク デー タ の選択 を行い、 ブ ロ ッ ク デー タ リ ン ク 用 の メ モ リ ( メ モ リ 2 ' ) 1 5 8 に各ブ ロ ッ ク ア ド レス に相 当す る メ モ リ ア ド レ ス にデー タ を書 き 込む (ステ ッ プ S 4 6 ) 。 そ して、 こ のメ モ リ 2 ' に書き込まれたデータ に 対 して、 ディ ンター リ ーブやエラー訂正処理と いっ た該 レイ ャ 3 のその他の処理を行っ た後 (ステ ッ プ S 4 7 ) 、 上記ス テ ツ プ S 4 2 に戻って、 次のデー タ が来る まで待つ。
以上実施例に基づいて本発明 を説明 したが、 本発明は上述 した実施例に限定される も のではな く、 本発明の要旨の範囲 內で種々 の変形や応用が可能である。 こ こ で、 本発明の要旨 をま と める と 以下の よ う にな る。
( 1 ) オーデ ィ オ情報、 映像情報、 デ ィ ジ タ ルコ ー ド デー タ の少な く と も一つを含むマルチメ ディ ア情報が光学的 に読み取 り 可能な コ ー ドパタ ーン ( 1 0 ) で記録されている
部分 と、
上記コ ー ドパタ ー ンの解読のために必要 と される処理パラ メ ータ を表す情報 ( 9 6 ) が記録 されている部分 と、
を具備する こ と を特徴 と する情報記録媒体。
即ち、 コ ー ドパタ ー ンの解読に必要な処理パラ メ ータ を表 す情報 (シス テ ム コ ン ト ロ ーノレフ ア イ ノレ : S C F ) も コ ー ド パタ ー ン と と も に記録 してあ る ので、 こ の S C F に応 じてパ ラ メ ータ を設定する こ と に よ り 確実なコー ドパタ ー ンの解読 が可能 と なる。
( 2 ) 上記処理パラ メ ータ を表す情報は、 予め決め られ た大き さ のコ ー ドパターン と して記録される こ と を特徴 と す る ( 1 ) に記載の情報記録媒体。
即ち、 ユーザーが S C F のコー ドの形式を認識 しな く て も, こ の S C F コ ー ドパ タ ー ン を ス キ ャ ンす る だけで処理パラ メ ータ の設定を行 う こ と が可能 と な る。
( 3 ) 上記処理パラ メ ータ を表す情報は、 文字 と して記 録される こ と を特徴 と する ( 1 ) に記載の情報記録媒体。
即ち、 ユーザーが 目 でみて処理パラ メ ータ の内容が認識で き、 また再生装置におけ る S C F コー ド認識処理が不要 と な り、 処理の柽滅が図れる。
( 4 ) オーデ ィ オ情報、 映像情報、 ディ ジタ ルコ ー ド データ の少な く と も一つを含むマルチメ ディ ア情報が光学的 に読み取 り 可能な コ ー ドパ タ ー ン ( 1 0 ) で記録 さ れて い る部分を備え る情報記録媒体 ( 3 0 ) から上記コ ー ドパター ンを読み取っ て元のマルチメ ディ ァ情報を復元再生する情報
再生装置において、
上記情報記録媒体には、 上記コ ー ドパタ ー ン の解読のため に必要 と される処理パラ メ ー タ を表す情報 ( 9 6 ) が記録さ れてお り、
上記情報記録媒体に記録された上記処理パラ メ ータ を表す 情報を入力するための入力手段 ( 7 0, 8 8 ) を具備する こ と を特徴 と する情報再生装置。
即ち、 情報記録媒体にはコ ー ドパター ン の解読に必要な処 理パラ メ ータ を表す情報 ( シ ス テ ム コ ン ト ロ ール フ ア イ ノレ : S C F ) も コ ー ドパター ン と と も に記録 してあ る ので、 この S C F を入力すれば、 それに応 じてパラ メ ータ を設定する こ と ができ、 よ り 確実なコ ー ドパタ ー ン の解読が可能と な る。
( 5 ) 上記処理パラ メ ータ を表す情報は、 予め決め られ た大き さ の コ 一 ドパター ン と して記録されてお り、
上記入 力 手段 は 、 コ ー ドパ タ ー ン を 読み取 る 読取手段 ( 7 0 ) と、 こ の読み取った コー ドパタ ー ンを解読するため の解読手段 ( 1 2 0 ) と を含むこ と を特徴と する ( 4 ) に記 載の情報再生装置。
即ち、 ユーザ一が S C F の コ ー ドの形式を認識 しな く ても, こ の S C F コ ー ドパ タ ー ン を ス キ ャ ンす る だけで処理パ ラ メ ータ の設定を行 う こ と が可能 と な る。
( 6 ) 上記処理パラ メ ータ を表す情報 と してのコー ドパ タ ーンを読み取る際に、 上記読取手段及び解読手段の処理パ ラ メ 一 タ を予め決め られたパ ラ メ ー タ に設定す る と と も に 上記マルチ メ ディ ア情報に相 当 す る コ ー ドパ タ ー ンを読み
取っ て解読する際には、 上記読取手段及び解読手段の処理パ ラ メ ータ を上記解読 した処理パラ メ ー タ に設定する よ う に切 り 換える ための切 り 換え手段 ( 8 6, 8 8 ) を さ ら に具備す る こ と を特徴と する ( 4 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 S C F と 実際の コ ー ドノ、。タ ー ンは別の処理パラ メ 一 タ が必要にな り、 その切 り 換えが容易に行え る よ う にな る。
( 7 ) 上記処理パラ メ ー タ を表す情報は、 文字 と して記 録されてお り、
上記入力手段は、 上記文字 と して記録された処理パラ メ 一 タ を表す情報をマ ニ ュ ア ル入力するためのス ィ ツ チ入力手段 ( 9 0 ) を含むこ と を特徴と する ( 4 ) に記載の情報再生装 置。
即ち、 ユーザーが 目 でみて処理パラ メ ータ の內容を認識し、 スィ ッチに よ り それを入力でき る よ う に している ので、 情報 再生装置におけ る S C F コ ー ド認識処理が不要 と な り、 処理 の軽减が図れる。
( 8 ) 上記マルチメ ディ ア情報に相当する コ ー ドパター ン を走査する走査手段 と、
上記走査手段に よ る 上記コー ドパターンの走査時に、 上記 入力手段から上記処理パラ メ ータ を表す情報が入力 されてい ない と き には、 エ ラーを出力する手段 ( 6 6 A ) を具備する こ と を特徴と する ( 4 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 処理パラ メ ータ が設定されていない と き にはエ ラー を出力する こ と によ り、 コー ドパター ンを走査 して も再生さ れない理由がユーザーに明確になる。 また、 情報再生装置に
おけ る 走査画像に対する以降の余分な処理を行わな く て も済 むよ う にな る。
( 9 ) オーディ オ情報、 映像情報、 デ ィ ジ タ ル コ ー ド デー タ の少な く と も一つを含むマルチメ ディ ア情報が光学的 に読み取 り 可能な コー ド ( 1 0 ) で記録されてい る部分を備 え る記録媒体 ( 3 0 ) から、 上記コ ー ドを光学的に読み取 り . こ の読み取っ た コ ー ド をイ メ ー ジ (画像) と し て の コ ー ド デー タ に変換する と 共に、 こ の コ ー ドデー タ に上記読み取 り に関する情報 (解像度、 撮像範囲、 コ ー ドデー タ の表現形式 等) を第 1 の処理情報 と して付加 して出力する第 1 の階層処 理手段 と、 上記第 1 の階層処理手段から 出力 される第 1 の処 理情報を認識 して (読み取って) 、 上記第 1 の階層処理手段 から出力 される コー ドデータ を処理する と 共に、 上記コ ー ド デー タ を所定の単位毎に集めたプロ ッ ク を生成 して出力する 第 2 の階層処理手段 と、 上記第 2 の階層処理手段から出力 さ れるブ口 ッ ク を集めて、 よ り 大な る所定単位のス ーパーマク ロ ブロ ッ ク を生成するために少な く と も必要な第 2 の処理情 報を、 上記ブ ロ ッ ク のコー ドデータ から抽出 して認識 し、 こ の第 2 の処理情報に基づいてスーパーマ ク ロ ブ口 ッ ク を生成 し、 誤 り 対策に係る処理を行な う ための第 3 の処理情報を上 記ス ーパーマ ク ロ ブ口 ッ ク 力 ら抽出認識 し、 こ の第 3 の処理 情報に基づいてス ーパーマ ク ロ ブ口 ッ ク の誤 り 対策に係る処 理を行ない、 さ らに上記ス ーパーマ ク ロ ブ口 ッ ク を上記第 3 の処理情報に基づいて離散 して生成されたサブセ ッ ト エ レ メ ン ト を出力する第 3 の階層処理手段 と、 上記第 3 の階層処理
手段か ら 出力 されるサブセ ッ ト エ レメ ン ト か ら、 上記マルチ メ デ ィ ア情報 を復元可能な所定単位の コ ー ドか ら な る サ ブ セ ッ ト を生成するために少な く と も必要な第 4 の処理情報を 上記サブセ ッ ト エ レ メ ン ト か ら抽出 して、 こ の第 4 の処理情 報に基づいて生成 されたサブセ ッ ト を出力する第 4 の階層処 理手段 と、 上記第 4 の階層処理手段から 出力 された上記サブ セ ッ ト を復元 されたマルチメ ディ ア情報 と して出力する 出力 手段 と を備え る情報再生装置において、
上記第 1 の階層処理手段が、
上記コー ドを撮像する ための撮像手段 ( 7 0 ) と、 上記撮像手段か ら の映像信号を量子化 して 上記 コ ー ド データ に変換する ための量子化手段 ( 7 4 ) と、
上記撮像並びに量子化に関する情報を生成 し、 それを上 記第 1 の処理情報 (ヘッ ダ) と して上記コー ドデータ に対 し 付加するヘッ ダ生成手段 ( 7 8 , 8 0 ) と、
上記第 1 の処理情報の付加 された コ ー ドデータ を記憶す る記憶手段 ( 8 2 ) と、
を備え る こ と を特徴 と する情報再生装置。
即ち、 第 1 の階層処理手段を上記のよ う に規定する こ と に よ って、 画像伝送におけ る形式を規定する こ と ができ る。 そ して、 画像形式を規定する こ と で、 その形式で画像を構成 し ていれば以降の階層処理手段で処理は可能 と な る と い う 利点 がある (但 し、 ヘ ッ ダは必要) 。 また、 記憶手段例えばメ モ リ を介する こ と に よ っ て、 処理の区切 り をつけ る こ と ができ 当該第 1 の階層処理手段の変更が他層の処理に影響を及ぼさ
ない構成にでき る。
( 1 0 ) 上記ヘ ッ ダ生成手段は、 次の第 2 の階層処理手 段で必要な処理パラ メ ー タ を さ ら に生成 し、 それを上記第 1 の処理情報に含めて上記コ ー ドデー タ の前に付加する手段を 含むこ と を特徴 と する ( 9 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 メ モ リ に記憶される形式をヘ ッ ダで示すこ と に よ つ て、 当該第 1 の階層処理手段を変更 して も第 2 の階層処理手 段で対応でき る よ う にな る。
( 1 1 ) 上記ヘ ッ ダ生成手段は、 他の階層処理手段が必 要 と するパラ メ ータ の参照情報 と してセ ッ ト 規格識別コー ド
( 9 4 ) を生成 し、 それを上記第 1 の処理情報に含めて上記 コ 一 ドデー タ の前に付加する 手段を含む こ と を特徴 と す る
( 9 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 様々 なパラ メ ー タ を全て記述 しな く て もセ ッ ト規格 識別コー ドを参照するだけで、 各層ではパラ メ ータ の設定が 済み、 ヘ ッ ダのデータ量を少な く する こ と ができ る。
( 1 2 ) 上記ヘ ッ ダ生成手段は、 上記第 1 の処理情報を 上記コ 一 ドデー タ の記憶動作を行 う 前に上記記憶手段に記憶 して、 上記第 1 の処理情報を上記コ ー ドデータ に付加する手 段を含むこ と を特徴 と する ( 9 ) に記載の情報再生装置。
即 ち 、 第 2 の 階層 処理手段 に お い て 上記 コ ー ドデー タ (ユーザ一データ) の処理の前にヘッ ダを参照でき る よ う に な る。 即ち、 処理を行 う 前にパラ メ ー タ の設定が可能にな り、 処理の高速化が図れる。
( 1 3 ) 上記第 2 の階層処理手段が、 上記第 1 の階層処
理手段か ら 出力 される上記第 1 の処理情報を解読する解読手 段 ( 1 2 0 A ) を有する こ と を特徴 と する ( 9 ) に記載の情 報再生装置。
即ち、 上記第 1 の処理情報を解読する こ と に よ り、 種々 の 構成の第 1 の階層処理手段 (撮像部) に対 して も対応でき る よ う にな る。
( 1 4 ) 上記第 2 の階層処理手段が、 上記第 1 の階層処 理手段から出力 さ れる コー ドデータ から、 上記コー ドデータ を所定の単位 (例えば縦 5 0 ド ッ ト X横 5 0 ド ッ ト) 毎に集 めたブロ ッ ク を検出する ブロ ッ ク 検出手段 ( 1 2 2 ) と、 上 記プ ロ ッ ク 検出手段で検出 さ れたプ ロ ッ ク を識別す る た め の プ ロ ッ ク 識別情報 を発生す る プ ロ ッ ク 識別情報発生手段
( 1 2 0 ) を有する こ と を特徴 と する ( 9 ) に記載の情報再 生装置。
即ち、 ブロ ッ ク識別情報に よ り、 次の第 3 の階層処理手段 において、 ブロ ッ ク データ の選択やブロ ッ ク 数、 ブロ ッ ク 間 の接続方法を知る こ と ができ る よ う にな る。
( 1 5 ) 上記ブロ ッ ク識別情報発生手段は、 ブロ ッ ク 内 のデー タ数を含む上記プロ ッ ク識別情報を発生する手段を有 する こ と を特徴 と する ( 1 4 ) に記載の情報再生装置。
g(lち、 種々 のブロ ッ ク 内データ数のコ ー ド又は 1 つのコ ー ドの中にデータ数の違 う ブロ ッ ク が有っ て も、 以降の階層に おいて こ のブロ ッ ク 内データ数を参照する こ と に よ り、 再生 する こ と ができ る よ う にな る。
( 1 6 ) 上記第 2 の階層処理手段が、 上記第 1 の階層処
理手段か ら 出力 さ れ る コ ー ドデー タ か ら 、 上記所定の単位 (例えば縦 5 0 ド ッ ト X横 5 0 ド ッ ト ) 毎に集めたブロ ッ ク 検出する ブロ ッ ク 検出手段 ( 1 2 2, 1 2 4, 1 2 6 ) と、 上記プロ ッ ク 検出手段におけ る上記プロ ッ ク の検出状態を示 す情報を発生する ブロ ッ ク 検出状態情報発生手段 ( 1 2 0 ) を有する こ と を特徴 と する ( 9 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 ブロ ッ ク検出時にブロ ッ ク 毎にブロ ッ ク 検出状態を 発生する こ と に よ り、 以降の階層において こ のブロ ッ ク 検出 状態を参照 して良好なブロ ッ ク を選択的に処理でき る よ う に な り、 エ ラ ーの発生を低減する こ と ができ る よ う にな る。
( 1 7 ) 上記第 3 の階層処理手段が、 上記ブロ ッ ク 検出 状態情報を解読する手段 ( 1 5 4 A ) を有する こ と を特徴と する ( 1 6 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 重複 して処理される特定のブロ ッ ク ア ド レ ス を持つ たブロ ッ ク に対 して、 上記ブロ ッ ク検出状態情報を解読する こ と に よ り 良好なブロ ッ ク 又はブロ ッ ク データ を選択する こ と で、 エラー率を低減でき、 またエラー訂正を後段で行 う 場 合にエラー訂正率を上げる こ と ができ又高速に訂正する こ と ができ る よ う になる。
( 1 8 ) 上記ブロ ッ ク 検出手段はコ ー ドデータ の復調手 段 ( 1 2 6 ) を含み、
上記ブ ロ ッ ク 検出状態情報発生手段は 、 復調エ ラ ー数の 情報を含むブロ ッ ク 検出状態情報を発生する手段 ( 1 2 0 C, 1 2 0 D ) を有する こ と を特徴 と する ( 1 6 ) に記載の情報 再生装置。
即ち、 復調時にブロ ッ ク 毎に復調エ ラ ー数を発生する こ と ができ る復調手段に よ り 復調 し、 その復調エ ラ ー数を出力す る よ う に している ので、 以降の階層において こ の復調エ ラー 数の少ないブ ロ ッ ク を選択的 に処理で き る よ う に な り 、 ェ ラ ーの発生を低減する こ と ができ る よ う にな る。
( 1 9 ) 上記第 3 の階層処理手段が、 上記ブロ ッ ク 検出 状態情報を解読する手段 ( 1 5 4 A ) を有する こ と を特徴と する ( 1 8 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 重複 して処理される特定のプ ロ ッ ク ァ ド レ ス を持つ たブロ ッ ク に対 して、 上記ブロ ッ ク 検出状態情報を解読する こ と に よ り 復調エ ラ ー の少ないプ ロ ッ ク を選択す る こ と で エラー率を低減でき、 またエ ラ ー訂正を後段で行 う 場合にェ ラー訂正率を上げる こ と ができ 又高速に訂正する こ と ができ る よ う になる。
( 2 0 ) 上記ブロ ッ ク 検出手段はコ ー ドデータ の復調手 段 ( 1 2 6 ) を含み、
上記ブロ ッ ク検出状態情報発生手段は、 復調エラ一位置の 情報を含むブ ロ ッ ク検出状態情報を発生する手段 ( 1 2 0 C, 1 2 0 D ) を有する こ と を特徴 と する ( 1 6 ) に記載の情報 再生装置。
即ち、 復調時にブロ ッ ク 毎に復調エラ ー位置を発生する こ と ができ る復調手段に よ り 復調 し、 その復調エラー位置を出 力する よ う に しているので、 以降の階層において こ の復調ェ ラーのないプロ ッ ク データ を選択的に処理でき る よ う にな り、 エラーの発生を低減する こ と ができ る よ う になる。
( 2 1 ) 上記第 3 の階層処理手段が、 上記ブ ロ ッ ク 検出 状態情報を解読する手段 ( 1 5 4 ) を有する こ と を特徴 と す る ( 2 0 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 重複 して処理される特定のブロ ッ ク ア ド レ ス を持つ たブロ ッ ク デー タ に対 して、 上記ブロ ッ ク 検出状態情報を解 読する こ と によ り 復調エラ ーのないブロ ッ ク を選択する こ と で、 エラー率を低減でき、 またエラー訂正を後段で行 う 場合 にエラー訂正率を上げる こ と ができ 又高速に訂正する こ と が でき る よ う になる。
( 2 2 ) 上記ブロ ッ ク 検出手段は、 上記ブロ ッ ク の所定 位置に設け られたマーカ ( 1 4 ) を検出する と 共に、 検出 さ れなかっ たマーカ を補償 し、 得 られたマーカ に基づいてプロ ッ ク を検出する手段 ( 1 2 2 ) を含み、
上記ブ ロ ッ ク 検出状態情報発生手段は、 上記補償 さ れた マ ー カ の 情報 (補償マ ー カ 数 、 補償マ ー カ 位置) 1 4 8 を含 む ブ ロ ッ ク 検 出 状態情報 ( 1 3 2 ) を発 生す る 手段 ( 1 2 0 D ) を有する こ と を特徴 と する ( 1 6 ) に記載の情 報再生装置。
即ち、 補償マーカが有っ た り 又は補償マーカが多数有る と, ブロ ッ ク デー タ の位置を間違えて しま う 場合があ る 力;、 補償 マーカ情報を出力する こ と によ り、 以降の階層において こ の 補償マ一力数の少ないプ ロ ッ ク を選択的に処理でき る よ う に な り、 エラーの発生を低減する こ と ができ る よ う になる。
( 2 3 ) 上記第 3 の階層処理手段が、 上記ブロ ッ ク 検出 状態情報を解読する手段 ( 1 5 4 A ) を有する こ と を特徴と
1 する ( 2 2 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 重複 して処理される特定のプロ ッ ク ァ ド レ ス を持つ たブ ロ ッ ク に対 して、 上記ブ ロ ッ ク 検出状態情報を解読する こ と に よ り 補償マーカ数の少ないプ ロ ッ ク を選択する こ と で. エ ラ一率を低減でき、 ま たエ ラー訂正を後段で行 う 場合にェ ラ ー訂正率を上げる こ と ができ又高速に訂正する こ と ができ る よ う にな る。
( 2 4 ) 上記ブロ ッ ク 検出手段は、 上記ブロ ッ ク の所定 位置に設 け られた 当 該ブ ロ ッ ク の ァ ド レ ス を示すプ ロ ッ ク ア ド レ ス を検出する ブロ ッ ク ア ド レ ス検出手段 ( 1 2 4 ) と , 該ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス検出手段でエ ラ ー と さ れた プ ロ ッ ク ァ ド レ ス を補償する ブロ ッ ク ア ド レ ス補償手段 ( 1 2 0 D ) と, 上記プ ロ ッ ク ァ ド レ ス 検出手段及び補償手段に よ り 得 られ た ブ ロ ッ ク ァ ド レ ス に 基づ レ、 て プ ロ ッ ク を 検 出 す る 手段
( 1 2 2 ) と を含み、
上記ブロ ッ ク 検出状態情報発生手段は、 上記ブロ ッ ク ア ド レ ス補償手段に よ っ て補償 さ れた プ ロ ッ ク ァ ド レ ス の情報
(補償 した Zしない) ( 1 4 4 ) を含むブロ ッ ク 検出状態情 報 ( 1 3 2 ) を発生する手段 ( 1 2 0 D ) を有する こ と を特 徴 と する ( 1 6 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 ブロ ッ ク ァ ド レ ス がエ ラー訂正処理時にエラー と検 出 され、 補償 したブ ロ ッ ク ア ド レ ス がエ ラーであ る確率はェ ラ ー訂正時にエラーでなかっ た場合 と 比較 して確率が高い。 ま た、 ブロ ッ ク ア ド レ ス がエ ラ 一訂正時にエラー と なっ た場 合に、 塵や傷等に よ るバー ス ト エラ 一である場合が考え られ、
ブロ ッ ク ァ ド レ ス の近 く にあ るデー タ であ る ブロ ッ ク データ はエラー と な る確率も高 く な る。 そ こ で、 ブロ ッ ク ア ド レ ス 補償情報を出力する こ と に よ り、 以降の階層において補償の ないブロ ッ ク を選択的に処理でき る よ う にな り、 エ ラ一の発 生を低減する こ と ができ る よ う にな る。
( 2 5 ) 上記第 3 の階層処理手段が、 上記ブロ ッ ク 検出 状態情報を解読する手段 ( 1 5 4 A ) を有する こ と を特徴と する ( 2 4 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 重複 して処理される特定のプロ ッ ク ァ ド レ ス を持つ たブロ ッ ク に対 して、 上記ブロ ッ ク 検出状態情報を解読する こ と に よ り 捕償 された ものでないブロ ッ ク を選択する こ と で. エラ一率を低減でき、 またエ ラ ー訂正を後段で行 う 場合にェ ラー訂正率を上げる こ と ができ 又高速に訂正する こ と ができ る よ う にな る。
( 2 6 ) 上記ブロ ッ ク 検出手段は、 上記ブロ ッ ク の所定 位置に設け られたマーカ ( 1 4 ) を検出 し、 得られたマーカ に基づいてブロ ッ ク を検出する手段 ( 1 2 2 ) を含み、
上記ブロ ッ ク 検出状態情報発生手段は、 上記マーカ検出手 段に よ っ て ブ ロ ッ ク 内 に あ る と 誤検出 さ れたマー カ の情報 ( 1 4 6 ) を含むブロ ッ ク 検出状態情報 ( 1 3 2 ) を発生す る手段 ( 1 2 0 D ) を有する こ と を特徴 と する ( 1 6 ) に記 載の情報再生装置。
即 ち 、 ブ ロ ッ ク 内 に誤検出マーカ が有 る 場合、 ブ ロ ッ ク データ にエラ ーが存在 し、 ま たその誤検出マ一力 の数が多い 場合や大き さ (面積) が大き い場合にエ ラ ー率は高 く なつて
しま う。 そ こ で、 ブロ ッ ク 内誤検出マーカ情報を出力する こ と に よ り、 以降の階層においてブロ ッ ク 内誤検出マーカ が検 出 さ れてレヽなレ、 も し く は少な レヽ良好に検出 さ れたブ ロ ッ ク データ を選択的に処理でき る よ う にな り、 エラーの発生を低 減する こ と ができ る よ う にな る。
( 2 7 ) 上記第 3 の階層処理手段が、 上記ブロ ッ ク 検出 状態情報を解読する手段 ( 1 5 4 A ) を有する こ と を特徴と する ( 2 6 ) に記載の情報再生装置。
即ち、 重複 して処理される特定のブロ ッ ク ア ド レ ス を持つ たブロ ッ ク に対 して、 上記ブロ ッ ク 検出状態情報を解読する こ と に よ り プロ ッ ク 内誤検出マーカ のない良好に検出 された ブロ ッ ク データ を選択する こ と で、 エラー率を低減でき、 ま たエラー訂正を後段で行 う 場合にエラー訂正率を上げる こ と ができ又高速に訂正する こ と ができ る よ う にな る。
以上詳述 したよ う に、 本発明によれば、 コ ー ドパター ンを よ り 確実に再生でき、 また コ ー ドパター ン 自 体の構造が将来 的に変わっ て も対処可能な情報記録媒体及び情報再生装置を 提供する こ と ができ る。